日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

大手家電メーカーでの新規事業の起こし方 【事業立上げ編】

絶賛、大手家電メーカーの新規事業シリーズ、今回は事業立上げ編です。 過去は以下の記事を書いてきました。何と過去の記事から4年ほど経ってた。。 が、いまだに新事業(同じやつ)をやってます。 taitaitai.hatenadiary.jp ちなみにザキオの現時点のステ…

伝え方よりも1000倍大事なこと

それは、「相手に伝えたいと本当に思えるまで考えているか?」だと最近感じている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー とあるプロジェクトリーダーを任された Aさん。まだ20代中盤で、 リーダー抜擢は結構早…

SONYがマーケティングで突き抜けている理由 盛田昭夫氏

マーケティングの小手先論に飽きてきた人には是非読んでほしい書籍がある。 MADE IN JAPAN わが体験的国際戦略(1986年著) MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略 (朝日文庫) 作者:昭夫, 盛田,ラインゴールド,エドウィン 朝日新聞社…

ヒットを生み出すのは変態

ほんと 大勢の真面目な人が一人の変態に負けてるんですよ。 世界で見たら日本がGAFAに破れてますよね。 あれは四人の変態に敗れただけです。 1億人の日本人が。ただそれだけ。 だからあまり深刻に考えなくて大丈夫! そんなことを考えつつ、最近、わがまま…

子供の爆笑って1パターンしかなかった話

こんな記事を見つけた。 news.yahoo.co.jp 世の人たちは子供を笑かすことに困っているのかな、と思い。 ちょっと自分の中で子供を笑かすパターンを考えてみました。 みましたところ、 結局子供から爆笑を取っているケースは、 1パターンしかないことが判明…

僕の友達が面白くなくなってきた

結婚式が立て続けにあった。 高校の同級生、そして大学の同級生。 めでたいこと。 なのだけど、 結婚式であった昔の友達が、 以前よりも面白くなくなっていたのです。 これは由々しき問題。 なぜなら、その友達は、少なくとも 当時はとても面白かった記憶が…

商業施設が生き残るために必要なことVol2

商業施設(及びショッピング)の本質的な価値は二つあるかと思います。 ①買い物体験:欲しいものを発見する宝探し的要素 ②コミュニケーション体験:友達とだべったりイベントを見たり遊んだり、そこで過ごすことに意味が生じる体験・・・ ただし今はこの二つ…

結構すぐに効果が出るマーケティングその①

50歳くらいのちょっとオッパイが垂れかけてきたおばちゃんでも実践できるマーケティングはないものか? と考えていました。 なぜかというと、マーケティングって小難しいからです。 なんか、STPやポジショニングなど結構考えるプロセスが長いし、 ノウハウを…

鬼滅の刃を読んで、倉本聡と真田幸村を思い出した。

鬼滅の刃。 読みました。 毎週金曜日の夜に、漫喫に行って、3巻づつ読むと言う、 最高の出汁を少しづつ搾り取るように、 この漫画を堪能させていただいた。 そして、最終巻では思わず涙をしてしまった。 漫画を読んで泣くなんて、初めてだよ。 そして今改め…

新入社員は絶対できない「目的思考」を身につけると、人生が180度変わる

新人の社員に、 「入社して高めるべきスキルはどんなものが必要ですか?」 と聞かれたら、目的思考、と答えるようにしている。 なぜなら目的思考は仕事の成果を高める劇薬であり、 人生のベースにもなるスキルだからだ。 目的思考がない人間は、 上官に突撃…

内向きな仕事ばかりで嫌けがさす方へ

仕事をすごい毎日頑張ってるけど、 ふと振り返ると社内調整や無駄な資料作りばっかり、内向きな仕事しかできなくて、 俺(私)何やってんだろう、と途方にくれる方多いんじゃないですか? 特に資料作りは最たるもの。 上司に見せる資料の体裁や見た目ばかり…

頭一つ仕事で抜きでたいなら、映画の脚本家から学べ

映画の脚本家が様々なビジネスを立ち上げて、社会的な影響力を持つ時代が、 これから必ずきます。 なぜなら映画とは物語だからです。 そして、ビジネスも物語です。 今のビジネスは映画で例えるなら、MARS ATACKでしょう(古!笑笑) 火星からの侵略者から地…

生きているうちに、つたえなければならない

なんとなく嫌な予感がしていた。 祖父の様態の連絡が、暫くなかったからだ。 多分仕事がある自分に遠慮しているのだろう、 ぼくは母親に電話をして、状況を知った後、 すぐに新幹線に飛び乗った。 今回が本当に最後だろう、 でもそのときに僕は何を伝えたら…

夫婦喧嘩の原因は「相手への期待を伝えていない」から

コロナウイルスの影響で、 生活様式が大きく変わってしまった。 だから、今までの考え方やスタイルを見直す人が多いと思う。 僕も自分の人間関係のスタイルを見直すことになった。 正確には、「妻」との関係性。 妻と喧嘩をしてしまう理由は、 相手に期待し…

大人でも童心だけは忘れてはならない

大人でも童心を持っておくことが つくづく大切だと感じる。 なぜなら童心とは想像力だからだ。 初めて友人飛行に成功したライト兄弟も、 そのモチベーションは空を飛びたいという 子供心だったはずだ。 童心は ・自分の欲望に素直であり ・常識を無視して ・…

現代において死の恐怖を抑圧する方法はあるのか

よく死ぬ気でやれ、という言葉を聞くが、 死ぬ気でやれというのは、 死ぬほど頑張るのか、やれなかったら死んで償うのかよくわからないが、 死ぬ気でやると通常時よりもパフォーマンスが上がるということである。 でも難しいのは、死ぬ気=投げやり、になって…

「お願い力」さえあれば人生はうまくいく

僕たちはみんな、産まれた瞬間からず〜っと誰かにお願いをして生きてきました。 幼い赤子は、お母さんのおっぱいが欲しいとお願いして泣き叫びます。 思春期の高校生は好きな子に告白して付き合って欲しいとお願いします。 大学生の頃はテスト前に優等生のノ…

【書評】人類を前に進めたい

猪子さんのことは随分前から知っていたし、 毎度彼の取材や特集記事には目を通していた。 今回、初めてまとまった文章として読めるこの本にも非常に興味があった。 そして読み終えた感想、驚愕である。 猪子寿之という巨大な哲学者の思考スケールに驚愕した…

1億総感情移入時代、という病

最近twitterをやめようと思ってる。 世の中の罵詈雑言が最近増えており、僕の生活を乱しているからだ。 現代の特性はまさに1億総感情移入時代だ。 絶えず入ってくる情報に感情移入をしてしまい。 自分に関係のない人たちに腹を立てる。 芸能人の不倫が最たる…

大企業での新規事業の起こし方【社内説得編】

年末です。 今年が終わる前に、どうしても書き記す必要がある内容がありました。 それがタイトル「大企業での新規事業の起こし方【社内説得編】」です。 私が長年取り組んで来た新事業も、今年の9月についに、 社内承認を得ることができ、商品化するための大…

お金があり、絶対失敗しないとしたら何をやる?

今日はとある場所で講演を行ってきた。 その会合の趣旨は、 「これからの働き方を考える」である。 そこで僕は、大企業の中のでイントレプレナー的な位置付けで話をさせてもらった。 講演が終わった後、各自グループに分かれ、グループワークを行う。 自分の…

子供に読ませる絵本に困ったら、世界の絵本児童文学図鑑がおすすめ

最近、2歳になる子供の絵本をよく図書館に借りに行くのだが、 色々な絵本を読んであげてるうちに、もっとすんばらしい絵本を 読ませてあげたい心が芽生えてしまった。 冒険しない人生は退屈だということを君に伝えたい。 命は儚いという現実の残酷さと、そ…

余白の大切さ

例えば、言葉で全てを語る必要がないときがある。 言葉の中に余白を作っておくことで、 より多くを、相手に伝えられることがある。 先日旅行で京都のお寺の美しい庭園に行ったが、そこにも余白があった。 あえて敷地に余白を残しておくことで、 変化の自由度…

1人の幸せを願う商品企画

久々に反省している。 先日、お客様への提案書を作る機会があった。 自分の商品を売り込むのに必死だった。 なんとかお客様に使ってもらえるようなシーンをたくさん考えた。 でも、どれ一つとして、刺さる提案ではなかった気がしている。 なぜなら、 そこに…

エリートが集まる経営者研修に参加して、社長と話したときのこと

うちの研修制度には「経営者研修」というものがございます。 これは毎年20人が全社から選抜されて、1週間程度行われる合宿型研修です。 目的は、将来の経営者を育てる、ということで、 まあ各部門のエリート達、30歳前後の人たちが部内の推薦で集結され死闘…

生きていることを実感できる身体性について

先日、会社から長期休みをもらったので、タイに行ってきた。 2週間の休暇で僕はタイ式マッサージの修行を行ってきたのだ。 勿論、マッサージのテクニックを上げたいというのが一番の目標だったが、 修行を通じて、意外なことを感じた。 それは 「あ〜なんか…

もしも自分がクラウドワークスの社長ならどうする?

久しぶりのワシならどうするシリーズ。 今回は業績絶好調のクラウドワークスをこれからどうするか考えたいと思います。 業績絶好調だけに、これからさらなる事業の拡大に向けた方策について論じたいと思います。 1、市場環境 ①国内市場推移 これは政府が出…

ビジネスマンがアートを学ぶ必要はありますか?と尋ねられたらドヤ顔で答えよう

最近よく聞く言葉、アート。 特にNewsPicksやら、山口周さんやらZOZO前澤さんのおかげで、アートがビジネス文脈で語られることが増えてきました。 しかしだね、そもそも発想が逆なのだよ。 ビジネスの文脈でアートが語られること自体がナンセンスである。 な…

サブスクリプションモデルを成功させるために必要な考え方

あらゆるサービスがサブスクリプションモデルを導入しようと躍起ですね。 あぁ、また始まったな。と僕は思いながら、色んな企業のサブスクサービスを眺めてますが、かつてのIoTやデータビジネスと同じように、 手段が目的になっている典型です。笑 だって、…

成長が実感できなくなってきたらを脳みそトレーニングを行うようにしよ

自分が成長している実感を得られない人は多いだろう。 そんなとき、どうしたらいいのか? 成長してる実感を得るため、目に見えるもの、 例えば資格の勉強を始めたり、 トイックのスコアをあげる勉強を始めるのはわかりやすい。 でも、この世には、目に見える…