ヒットを生み出すのは変態
ほんと
大勢の真面目な人が一人の変態に負けてるんですよ。
世界で見たら日本がGAFAに破れてますよね。
あれは四人の変態に敗れただけです。
1億人の日本人が。ただそれだけ。
だからあまり深刻に考えなくて大丈夫!
そんなことを考えつつ、最近、わがままなサービスが人気ですよね。
甘いけど健康的
面白いけど勉強になる
疲れないのに痩せる
などなど
例えばうんこドリル。
うんこを書くだけで賢くなる。最高のコンセプト。
これがおしっこでもお尻でもうんちでもダメで、うんこであったことに
製作者のポリシーと理念を感じる。
ただ なんでうんこか に対して、よくよくこの記事を読んでみると
面白かった
だけという天才的な答えをしているところをみると、
やはりこの方は変態である可能性は高い。
いや、ど変態だろう。
チームラボの猪子さんも知らない人が見たら、
ただのシャブ中にしか見えないだろう。
現に私の会社に講演にきた時は、10分おきになぜか酸素吸引をしていた。
酸素吸引をマジモンのシャブと見間違え、講演後、猪子さんは講演中に吸っていたと話している後輩がいた。流石に捕まるわ。
そんな猪子さんの理念は「境界線をなくす」である。
だからアートと現実世界が入り混じった素晴らしい作品を作れる。
つまりド級の変態である。
変態というのは、一般人の興味がないことに異常な興味を示す人のことをいうと思う。
だからパンツコレクターは変態なのである。
ただしここで大切なことは、
この興味の関心が既存の境界線を越えるか越えないかが本物の変態と
ヒットメーカーを分ける分水嶺なのだ。
うんこドリルも、うんこを突き詰めた結果、川柳に行き着き、
そこから教育へと発展した。うんこのペレストロイカである。
パンツコレクターもパンツを眺めるだけでなく、
パンツを並べ、匂いを嗅ぎ、序列をつければ
立派なパンツメディアである。
パンツの下克上である。
そう言った変態が突き詰めたサービスは、人類の根底に流れる欲求にミートする。
見たことがない
面白そう
これで楽できる
多くの企業が真面目に市場分析をして頑張った商品が
一瞬で市場から変態に淘汰される。
なんとも無残。滑稽。
だから会社の中には変態が一定数必要なのだと思う。
しかも割と偉い地位に。
なぜなら変態は変態しか理解できないから。