日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

僕の友達が面白くなくなってきた

結婚式が立て続けにあった。

高校の同級生、そして大学の同級生。

めでたいこと。

 

なのだけど、

 

結婚式であった昔の友達が、

以前よりも面白くなくなっていたのです。

 

これは由々しき問題。

 

なぜなら、その友達は、少なくとも

当時はとても面白かった記憶がある。

そして、結婚式で会ったのも、コロナがあったから、

数年振り。

話すことは山ほどあった。

お互いの近況、仕事、家族、ハマっていること。。。

 

しかし、盛り上がらなかった。

正確にいうと、話すことが一巡したら持久力がなくなってしまった。

 

基本会話の面白さは、

話せるカテゴリー数×各カテゴリーの密度

 

 

面白い、というか気の合う友達との会話は、揺れる船の上でキャッチボールをしているみたいなもんで。

ボールが変な方向に飛んだり、時にはキャッチできなかったりする。

 

仕事なら、自分の仮説をぶつけて、

それを色々な角度から(大抵は偏見なのだが)それを検証する。

でその偏見でゲラゲラ笑う。

恋愛も、趣味も、政治も、映画も。いろんなカテゴリーでそれが試せる。

まあそんな感じ。

 

 

だいたい久しぶりに会う友たちとは近況を話しているだけでも面白い。

しかし、

面白くないときは、自分の想像を超えてこない。

驚かない。

ボールがキャッチャーミットど真ん中に飛びすぎる。

変化がない。

期待通りの答え。平坦。

 

 

そして、最もきついのは

ボールが飛んでこない。

つまり、質問しない。

これは相手に興味がないということ。

もっというと、

相手を喜ばせる想像力が欠如してきているということ。

相手に話を振るのは

「相手が興味のあるボールを投げる」

レーニングであり、

これは日常の努力が結構ものをいう。

 

しかし、この力が30代を超えて低下しているということは、

おそらく。

普段から想像力を使うことが減ってきているのか、

もしくは、

それをめんどくさいと思ってしまっているのか。

 

自分は、

普段から会話を盛り上げるために

常にあたまと神経を使っている。

相手の感情を読み取る。

それは嫁でも、友達でも、子供でも同じ。

そして、相手に何の話を振れば

最も盛り上がるのか、

これは思考ゲームであり、

常に3秒以内に答えを出す必要がある。

レーニング。

 

まあどーでもいいのだけど。

そう考えると、自分の嫁ちゃんは面白いよな〜と思ってしまう。

喋るときはよく喋るし、(7割くらいは無口なのだが)

結構自分の変なフリにもうまく対応してくる。

 

うむ、自分の嫁を見直す機会になった。