久々のブログ
やばい、久しぶりのブログである。
もう一年くらい何も書いてないとは。
驚き。この一年も色々あってだいぶ一年前とは思考が変わってきたと思うし、
自分の進むべき道も明確になってきたと思う。
さて、せっかく久しぶりのブログなので、軽く自己紹介でもしたいと思う。
自己紹介
・職業 :大手家電メーカー勤務 照明の商品企画担当(入社5年目)
・座右の銘 :為せば成る
・好きな人 :高杉晋作 ぶっとびすぎてるからね
・最近興味があること :サイコパスの生態系について(自分はサイコパスではありません)
さて、このブログを継続的に行っていくために、ある程度自分の中で書くことに対するモチベーション重要だと感じている。
しかし、書くことによるインセンティブが発生しない中で、自発的に取り組んでいくことは結構ハードルが高い。
したがって、ブログを書くことに強烈な目的意識を持つことで、継続できるのはないか?
と思ったのである。
てか、そもそもなぜブログを始めたんだっけ?
そうだ、「ちきりん」に触発されて自分はブログを書き始めたのであった。
ちきりんみたいに、自分の思考を整理して、みんなに共有したい。
これだ、これである。
自分の思考の整理のツールとして活用してしまえばいいのである。
・ブログを通じて自分の考えや思考をまとめることができ、今後の自分の人生にプラスにつながる。
→例えば人から何かを尋ねられたり説明するときに思考の引き出しをまとめておいた方がすぐに、話ができるでしょう?このようなメリットがあるな。
・その延長線上で、どこかの誰かがこのブログを読んで自分の糧にしてくれたら幸せ
この二本軸でいこう。
さて、実は明日会社で希望している部署に異動できるかどうかの重要な面談がある。
なのでキャリアについて今日は書きたいと思う。
- キャリアとは何か?
- キャリアを作るうえで大切にすべきこと
- キャリアとは何か?
「あなたはどのようなキャリアを歩んでいきたいですか?」
と聞かれたらなんとみなさんどう答えるでしょう?
僕ならこう答える。
「~年までにこういう仕事をして~年までにこういう仕事をして、最終的に人生の目的であるこれを成し遂げたい!」めっちゃ普通の回答であるが、
これは自分が幸せになるための自分の人生計画である。
誰もが幸せになりない、当たり前だ。
キャリアとは
「自分が幸せになるための、人生計画」であり、細かくすると、
それを実現するうえで、どのような職業を選んでいけばよいのか?
どのような職種や仕事を選ぶと自分の夢が達成できるのか?
というジョブのロードマップである。
そのためには、
自分が人生で成し遂げたいこと
これを明確にしておかないと、キャリアを描けなくなってしまうので注意が必要だ。ちなみに僕の人生の目的は二つ
- 世界中の人達が、楽しさ・喜び・幸せを感じることができる新たなライフスタイルをプロダクト・サービスを通じて実現すること
- 情熱を持ち続け、常にチャレンジを繰り返す燃えるような人生を歩むこと
この二つだ。
だからキャリアはこの二つが実現できる最短ルートを設計する必要があると感じている。
2、キャリアを考える上で大切にすること
ではキャリアを考えるうえで大切なことを3点あげたい。
①最終到達地点を明確にすること。
言い換えれば人生の夢であり、目的意識であると思う。
僕の中では夢の定義は二種類存在していて、それを志と野心と呼んでいる。
野心は、自己欲望に焦点を当てたものであり、お金稼ぎたいとか偉くなりたいとか、そういうものだ。
一方、志は対社会に還元するもので、社会課題を解決したいや日本の経済復興に貢献したい、そういうものだ。
どちらも重要だけど、意外に両方持ってる人は少ないように感じる。
しかし、夢の実現に近づけばちかづくほど、この二つがあることが重要に感じる。
なぜなら、それだけ夢の実現が近づくと大きな困難が増えてくるが、どちらか片方の夢で耐えられるほど人間強くないと思うからだ。(ドナルドトランプみたいのは別だが)
野心と志、この二つを是非持ってほしいと思う。
2.自分がやりがいや楽しさを感じることは何かを知っておく。
自分は何に興味を感じ、どんなことに生きがいを感じるか?これを明確にしてほしい。
なぜなら、人はやりがいや楽しさを感じることに対しては、パフォーマンスが何倍にも上がると思うし、努力を全くいとわないからだ。
幼いころ、ポケモンにどはまりしたがあれと一緒で、好きなことはいくらでも時間を注げる。
そして、確実に好きなことの方が成果がでやすい。
自分の過去を振り返るとこれは見つかると思う。
ちなみに僕の好きなことは。
・新しい商品やサービスにたいして思考を巡らせること
・それを議論し、よりよいものに昇華させること
これは一日中考えても全く疲れないし、楽しい。
ちなみにこれは職業を考える上でとても大切で、業種や業界を選択基準として選ぶのではなく、職種を選択基準として選んだ方がよいと思っている。
3.ギャップを探す
キャリアは未来の話だが、自分の現在の延長である。理想の未来を実現するためには現状とギャップはどれくらいあるのか?ここを明確にしておけば今何をすべきか、はっきりする。
もっと具体的には
どんな能力が夢の実現のためには必要でそのスキルはいつまでに身に着ける必要があり、今具体的に何を何時間くらい毎日やればよいのか?
と考えることである。
ちなみに僕の場合は、
一年後にハードウェアベンチャーを作ろうとしており、そのためには商品アイディアやビジネモデルなど事業計画を作ることも重要だが、どちらかというと、
一緒に支援をしてもらえるベンチャー企業との人脈、コネクションの方が重要だと感じるようになってきた。(スキルじゃないんかい、といいたいところだが)
というのも「ものづくり」のエコシステムはかなり整備されてきており、そのエコシステムの中にうまく自分が入り込み、失敗をせずに進むことが今の時代重要になってきているからだ。
したがって、今はどうやったらそのようなコミュニティと関係を築けるのか、それを軸にキャリアを選ぼうとしている。そして必然的に明日の希望先の面談を受けることになったわけではあるが。
結局、この今と理想のギャップをどれだけ真剣に考えるか、そしてそのための行動をすぐ起こせるか、で大きく今後の成果は変わると思うし、それが人生の成功要因だとも思う。
ただし、スティーブジョブズが言ってるように、結果的に過去の経験が今の成功につながることも往々にしてあると思うので、正解はわからないが、上記の考え方を持つことは成功の確率が上がることにつながると個人的には思う。
以上、色々つらつら書いてきたが、結局大事なことは、
夢を持ってそれを叶えるために全力でリアルに考える、
ただそれだけのような気もしてきた時点で今日の話は終わりにしたいと思う。
というわけで、また明日の面談結果については別途ご報告したい。
よい商品の作り方
ものあふれの時代といわれ久しくなり、企業はものが売れずに困っている。
一方、このご時世にも限らずヒット商品を生み出し続ける企業も存在する。
今日はこの新たな時代における新たな価値観をつかむ勘所についてまとめたい。
今の時代はインターネットビッグバン(適当)とデジタル化が進み、企業はこれまでの価値観を破壊されそうになっているが認めたくない、みたいな状態になっていると思う。
実際、これまでのコトラーさんのようなベーシックなマーケティングスキルを駆使するだけでは正直いいものは作れない。
なぜか?
お客はもう満足しきっているんだよ!
こんだけ豊かになって何を求める。
ちょっとした不満があらわになった顕在ニーズなんて正直価値がないんじゃ~~~!
ではどうしたらよいのか、というと「個人的な感覚」を大切にすることが打破する一つの重要なポイントだと思う。
自分は何が欲しいか、ということを突き詰めて考えることは、その人固有の価値観やアイディアが生まれる。
そして自分が本当に欲しいと思える商品を突き詰めて考えることができたなら、それを欲しいと思う人は世界のどこかに必ずいると思うのだ。
少なくとも一か国に10人はいるだろう。
今はインターネットが世界のどの地域にも伝え、運ぶことを可能としてくれたので、それだけで1000人くらいに売れる商品はあっという間にできるのかな、と思ってしまう。
つまり個人的な感覚を重視して作る商品はグローバルニッチとなっても、それは世界で売れちゃうこともある。
僕は個人的なちょっとひねくれたような気持ちや想いを込めた商品は、人のニーズを掘り起こすヒット商品を作るために最短ルートであると思う。
では、その個人的な感覚を重視することはなぜ良いのか、今日はその話をしたい。
理由は三つある。
- ストーリーがある
個人的に欲しい商品を考える場合は、その人の原体験が大きく影響している場合がある。子供のころにあんな思い出があった、昔はこんな嫌な体験をした。子供のころ見たあの景色を思い出したい。
これらはすべて商品の背後に流れる強烈なストーリーとなる。
強烈なストーリーであればあるほどそれは人の心の闇の部分であり、悩みは大きい可能性がある。悩みが大きいということは、それだけ深いマーケットが存在するということである。
僕が子供のころに思い出すのは中学校の頃、真冬の塾通いがつらかったことである。自転車で冬の夜道を走るのだが風が強く肌は痛かった。
さらに田舎道であったため夜の街灯はなく、真っ暗な夜道をひたすら自転車で疾走する。
やっとの思いで家のガレージにつくと、そこにはガレージに取り付けられたスポットライトの照明器具が、僕を感知してあたたかな光で迎えてくれる。
お帰り、と。
その灯がぱっと照らされた瞬間に僕はいつも安堵した気持ちになった。
このような原体験をもつ僕が、もしこの壁に取り付けられたスポットライトの照明を企画することになったら、もしくはこの自転車を、このガレージを、この玄関を。
そのときは、子供が家に帰った瞬間にホッとするための仕掛けを必死で考えるだろう。どうしたらホッとするのか、なぜ夜道は不安なのか。
おそらくこれらを深堀していったら僕が欲しいオリジナルあふれる商品が生まれるはずである。
そして、プロモーションではこのストーリーを伝えるために工夫を凝らし、仕掛け行う。
塾通いの子供を持つ親御さんに向けて、もしくは本人に向けてかもしれない。
強力なストーリーは、既存商品と差別化する強いポイントとなるのである。
2.五感で感じる体験とつながる
バリュミューダという新興メーカーがあるが、ここが最近出したトースターがマジでうまいパンを作れるらしい。焼き加減、味、におい、全てが絶妙だそうだ。
社長であり企画者である人のコメントが「自分はパンが子供のころ好きだったので、うまいパンが作れる商品を作ろうと思った」といっている。
何気ない原体験であるが、これもまさに自分の個人的な想いを馳せた商品であることは間違いない。
自分の個人的な感覚を突き詰めることは、自分の子供のころの原体験とつながっているケースがあるが、なぜそんなくそ昔のことを掘り起こしてきたのかというと、
それは当時の感覚を五感で感じたからである。
それを起点とすることは、即ち五感に訴えかけるものとなる可能性が高く、それらを刺激する商品が出来上がる。
何やら結果論だけ書いているように見えるが(まさにそうなのだが、そしてもちろんそれを実現するための粘る力も重要であるが)
最近では体験型や参加型などのアトラクションやアミューズメントをよく聞くが、これも見たり聞いたり動いたり触ったりすることを売り文句としており、実際非常に人気である。
五感で感じることは強い。
3.共有したくなる
それってよくあるよね。そんな言葉が出た企画は必ずうまくいくともいわれている。
あるある体験はその人の経験でよくある悩ましいことであるのだが、個人的なおもいをベースとして作った商品は、人の琴線、この場合で言う「あるある」に引っかかりやすい可能性がある。
引っかかったらこっちのもの、口コミによりスピーディーに広がっていく。
以上3点の理由で個人的な想いで商品を作ることが重要かと述べてきた。まあ結論は、
自分の想いを持ち、そのomoiを実現することが大切ってことですな。
岡本太郎 自分の運命に楯を突け
激烈で、ストレートな表現で、僕たちの心の声をえぐってくる芸術家、
僕はかれをそのように形容したい。
そんな岡本太郎のメッセージを多数込めた本書。
本書の大切なメッセージである
「孤独に対してどう向き合うか?」
ということを岡本太郎なりの表現方法で明確につつってくれている。
まず結論から言ってしまうと
「孤独から逃げるな、孤独と向き合え、そしてその孤独を感じている自分さえも愛すること、それを生命の活力に変えること」
これがまさに岡本太郎の生き方であり、彼の中での伝えたいメッセージなのであったと思う。
人間が孤独を感じるのは、どのような状態が多いのか、それは普段満たされている状態の方が孤独を感じやすいという。
それは結婚していても友達がいても、親や肉親がいても変わらない。本質的に人間は孤独なのである。
でも、そんな自分さえも愛してみてもいいんじゃないのか、そんな自分を真に受け止めて生きていくこと、それが素晴らしいのではないか、それが人間の生きる道なのではないか、そんな岡本太郎の想いがが伝わってくる気がする。
一方自分はどうか、
普段孤独であると感じる瞬間はあまりない。
むしろ、孤独に対して鈍感な方であると思う。
その理由は、おそらく本質的に自分が幸せであるからだと思う。
自分の人間関係の極意は本音である。気を遣わずに、自分が本音で生きる。
全ての人に好かれる必要はなく、自分が付き合いたい人間と付き合う。これが世の中をシンプルに生きる方法であり、幸せに生きる方法であると思う。
しかし、これからの人生、自分は非常に孤独であると感じる瞬間も多く来ると思う。
そのときは、
さみしくて、
つらくて、
死にたくなる
ような感覚を持つときがくるだろう。
孤独の中で、自分をふと見つめる瞬間に、この岡本太郎の言葉をぼくは思いだしたい。
「孤独と向き合え、そして孤独である自分さえも愛せ」
☆☆☆
最後の本書を読んで印象的だった言葉を記しておきたい
「一番面白い人生とは苦しい人生に挑み、闘い、そして素晴らしく耐えること、逆境であればあるほど、面白い人生なんだ」
「自分がほんとうに生きるとはどういうことなんだろう。ってことを社会の枠とかパターンにとらわれずに徹底的にかなえてみたらどうだい」
「孤独を純粋につらぬけばつらぬくほど、それは魅力になる。その過程では他とぶつかりあうだろうが、それを恐れて引っ込んだり、ごまかしてしまってはだめだ。孤独をつらぬく人間は、この世の中で珍しい存在だ。孤独感を持つ人間はたくさんいるが、本当の意味で孤独をつらぬく人間はなかなかいるものじゃない。本当の孤独とはすべてに妥協しないで、自分をつらぬいていくこと。そうすることで、その姿勢が相手にしみこんでいく。」
リーダーシップについて考えてみた 採用基準を読んで
今の日本のリーダーは誰だろう。
多くの人は安倍首相をあげるだろうし、経済界で言えば孫正義や新浪さんの名があがるのではなかろうか?
もちろん誰かしらの名前が上がると思うのだが、最近は昔にくらべかっちょいいリーダーが減ったんじゃないのかと思う。
(昔は田中角栄とか松下幸之助みたいな人がうようよおったよね)
ヤッパリ、日本はかっこいいリーダー、ヘッテきたかもねー!!
ちなみに私はそれはそれでいいと思う。
逆に少ない方がチャンスがあると思ってしまうのだが、そんな低俗な考えは持たずに、ただ日本のために純粋に危機感を抱き、本書を書き上げたのが、かの人気ブロガー「ちきりん」本人といわれておる伊賀泰代さんである。
ざきおの名前にも「泰」という感じが使われているため、地味に親近感を持っていたのだが、やはり前評判通り、改めてリーダーシップの重要性について考えさせられる良書であった。
自分もリーダーシップは最重要能力として位置付けており、最近は自分から積極的にリーダー業務を引き受けているが、この本はよりその重要性を教えてくれる本であった。
本書を読んだ重要ポイントをまとめておきたい。
- そもそもリーダーシップとは??
リーダーシップ。これ、すごい抽象的な表現である。だってそもそもリーダーシップって何ですやん?って感じじゃないか。ふむ、ただし、幼稚園児にもわかる表現であえて言葉付けをするとしたら、
「馬車馬」ではないかと思う。(くれぐれも死ぬほど働いているという意味ではない)
馬車の乗組員はチームのメンバーである、しかし、誰も馬車を操縦する人はいない。まさに、動く、決める、行き先を決める。これらはリーダーとして必要な資質ではなかろうか。ひひ~~ん。ということでリーダーシップをまずは上記のわかりやすい表現で示してみた。
2.リーダーが行うべきこと
ではもう少し具体的にリーダーのお仕事とは何でしょう。本書から引用したが
- 目標を立てる
- 先頭に立つ
- 決断する
- 伝える
の四つが重要な行動である。
特に自分が改めて大切だと思ったことは、「目標を立てる」。
これはできるだけメンバーのモチベーションを掻き立てる魅力的な目標でなくてはならない。
スティーブジョブズではないが「俺たち世界を変えようぜ?」くらいの魅力的な目標が素晴らしいだろう。
ここまでではなくても「3年後に市場シェアーの50%を超える」「業界売り上げ一位になる」でもよい。もちろん企業業績についてもよいが、今後企業するときには、ぜひとも社会をこう変えようぜ?というビジョンを掲げたい。そのためには、常日ごろから自分がいかに社会に問題意識を持っているかが大切である。
3.自分が目指すべきリーダーシップ像について
自分は入社して半年たったとき、壁に張った一枚の用紙があった。そこには、自分が目指すべきリーダーシップ像について「3年後に世界で通用するグローバルリーダーになる」と書いた紙を貼り、日々そこに到達するために精進してきた私であるが、この「グローバルリーダーっていったい何ですやん?」という極めて単純な質問に対して、実は明確な答えを持っていなかった。しかし、今回この本書を読み進めるうちに、上記の問いに明確に答えていたのだ。
そこには、グローバルリーダーについて
①海外で雇った現地社員を率いて、開発、営業、マーケティングなどの事業オペレーションを海外でも回していけるリーダー
②海外で買収や提携した企業の社員とともに、事業企画や問題解決のプロセスを率いていけるリーダー
こ、これだ。これである。私が求めていた答えは。
これまでは現地の方を引っ張っていけるリーダー、というざっくりしたイメージしかなかったわけだが、これが目指すべき姿の一つなのではないか。
4.会議でのリーダー的スタンスの重要性
これには読んで「わかる~」とお姉風にスタバで口走ってしまったのだが、意見を言う人には二つの種類がある。
①自分の意見や批難だけ言って、ではどうしたらよいか?という発言をしない人
②意見+こうしたらいんちゃう?という具体的アクションを伴った発言をする人
常々①の発言をするやつは使えん奴や、と思っていたが、これもどうやらリーダーシップに起因するようであると本書を読んでいて試して合点した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ところで、全員がリーダーシップをもっているチームでは、最終的な判断を下すのは、オフィシャルなリーダーであったとしても、議論の段階では全メンバーが「自分がその立場であったら」という前提で議論をします。このため各メンバーはリーダーに対して、「ここがおかしい」「ここを変えてください」と言った、意思決定者への陳情のような意見の述べ方ではなく「私がもしリーダーであればこういう決断をする」というスタンスで意見を述べます
ふむ。たしかに、こういうスタンスで発言をする人ってかなり少ないと思います。
先日の会議でも自分の不満に思っていることだけを喋る人が多く、マジでまとまらずムカついていたが、こういう意識をみんなが持てればいいんだね。てへ。これは反面教師にしなければ。
5.リーダーシップを持つ人が他部署の意思決定に口出しをする理由
これは自分も常々考えてきたことであるが、逆に自分が行ってきた部分であり、誇りをもっていいだろう。
本書より抜粋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
他部署の案件だからと黙る人はことなかれ主義であり、後者こそがリーダーシップを発揮しようとする人です。後者が他部署の問題にも口を出す理由は、おせっかいだからでも、空気を読まないからでもありません。その理由は唯一
「自分はこの企業の利益の最大化という成果達成のために、誰に命令されなくても、必要なことをやるべき債務がある」と理解しているからです。しかし、日本の組織では、こういった人は往々にして「組織の和を乱すおせっかいな人」とみなされ、組織全体から疎まれます。
他部署の決定に、「なぜそういった決断をしたのか」「他の選択肢はあり得ないのか」「他の案の方が収益があがるのではないか」などと議論を持ち掛け、それによって成果を向上させようとするならば、そこには強力なリーダーシップが必要とされます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我々の使命は、世界文化の進展であるが、そのためには、一人一人はどのようにしたら会社の価値を高めることができるのか、という意識が必要不可欠である。
しかし、残念ながらこの気持ちを持つ人は少ないし、具体的に行動に起こせる人も少ない。上記の行動はまさにその鏡的行いである。
自分もこのような行動は多少行ってきたが行うための条件として、
・コミットする覚悟
・嫌われる勇気
・根拠なき自信
がいると思う。
中途半端に口を突っ込んで後は放置プレイはだめであるし、そのためにはコミットする覚悟が必要。また周りからはうざいと思われるし、ある程度こいつなんかできるかも、という根拠なき自信がいる。
それら全部を含めてリーダーシップなのかもしれないな。ひひ~ん。
6.リーダーに必要な能力
平均的能力の人と、何かに突出してできる人。この二人が何かの難所にぶつかったときには、どちらがリーダーシップを持って問題解決ができるだろうか。
この場合は、後者である。
平均的な人は全能力が中途半端であるため、難所になってもどの能力もうまく活用できずに、壁にぶつかってしまう。しかし、後者はその優れたスパイラルスキルを用いて、それによる一点突破を行ってしまうのだ。
では自分のスパイラルスキルはなんだ?
・粘り強い思考力
・フットワークの軽さ
なのではないかと思うが、はて、これに関しては今後見つけていかんといかんだろう。
そういえば昔T型人間みたいな話がはやったが、これはイメージ幅広くスキルがあるのと、それに加えて一つ自分の専門性があればよい、というようなことであったな。
自分も昔、T型人間になるべき論理的思考力を一つの軸とする、
と考えたいたが、まああまりこれを一つの軸にするのもなんだかな~という感じである。そこからマーケティング、ファイナンス、ほにゃらら、といろいろ学んできたが、
結局突出した強みはないんちゃうかな、いや、
でも「企画構想力」が自分にはあるじゃないか。
7.日ごろから意識すること
リーダーシップを身に着けるためには、日ごろからの意識次第であると感じた。例えば下記
「議論をするときに、最初に発言をする人、大勢が同じ意見を述べているときに異なる意見を発する人」
「海外ではこういう場合必ず誰かが相乗りを誘いはじめます(電車の遅延でタクシーの行列時において)」
まあこれらはあくまで一例だが、ここに到達するには勇気がやはり必要なんじゃなかろうか。本物のリーダーは勇気も兼ね備えておく必要があるのだ。
以上、つらつら書いてきたが、
十分な情報がそろっていればリーダーでなくても決断できる。
「情報も時間の不十分な中で、決断をすること」これがリーダーである。とちきりんは言っているのだ。
以上を踏まえて、リーダーとは、
「成果を出すために徹底して動ける人」という言葉が適切ではなかろうか。ひひ~ん。
- 作者: 伊賀泰代
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忘れないように
おとといは、自分が尊敬する大学時代の部活の先輩に会ってきた。
商社勤めから退職し、自分で事業を起こしている人だが、やはり一緒に飲んでいると学ぶことがある。
忘れないように記そう。
1.自分の本質的な強みを理解する
自分が人と何が違うか、何が強みなのかを深く理解し、それに基づき実直に行動すること。
この言葉、社会人生活での心構え的な感じで頂いたのだが、どっかで聞いたことあるな、と考えていたら、盛田昭雄さんが言っていたことばやったなと思いだした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「私はどういうことができるんだ」「どういうことが、人よりうまいんだ」「どういうことをしたら、人を追いぬけるか」ということを知らないと、競争には勝てない。人と人との競争でもそうだし、会社と会社との競争でも同じこと。社員の一人一人が、その得意の分野で最大限に能力を生かしてこそ、その会社が競争に勝ち抜けるのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
結局は自分の強みを理解することは、よりその会社で自分の力を発揮できるいうことである。つまり、それだけ会社が発展すること、しいては社会の発展に貢献できることを示す。
自分の強みは何か?
ふと言われたことで、こうやって先輩をわざわざよんで差しのみを行う人はなかなかいない、それは強みじゃないか?といわれたが、確かにそうかも。と。
2.強制的に思考をする仕組みを作る。
2日に一回はブログを書くことを決める。そうすることで自分の頭が強制的に働くようになるし、そのような危機感、緊張感は脳によい影響を与える。と。これは確かにそうかも。
これから自分の将来の企業に向けて2日に一回は新商品のアイディアを考えようかなお、と思ったな。
3.思いが固まれば自然と足が動く
自分の思いに向けて自然に足が動く。それは自然なことである。自分の強い意志を持って人生を歩んでいるが、あまりにそれに固執をしすぎるのもあまりよくないかもしれない。一度志を持ち、その時の感情に身を任せて過ごすのも大切なのかな、と感じた。
後は補足で仕事ができる人はどんな人だと思いますか?と聞いたら、
「知らず知らずのうちにその人の行きたい方向に流せる人」とのこと。
これは、いわば豊臣秀吉のような人を意味しているのかなと思う。
これは人間力であり、その本質は人に対していかに「徳」を積み重ねることができるか、である。
それを積み重ねていくことは知らず知らずのうちにその人の人間力を押し上げ、内から湧き出る魅力につながるのかなと思う。
そういえば今年の目標は、
・謙虚
・感謝
であったが、これに
・滅私報恩
と新たに付け加えておこう。
チャネルの大切さ 一蘭ラーメンにて
自称ラーメン好きざきおは、週2回は東京のうまいラーメン屋を食い歩いている。
勤務地が新橋のこともあり、最近は銀座方面に触手を伸ばしているのだが、
まあ、素晴らしい店がおおいよね。
最近うまかったのはここ。
むぎとオリーブ。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13164932/
ハマグリラーメンという奇天烈なテイストとそのスープは極上である。
よければ一度お試しあれ。
ところで、一昨日の話だが、一蘭ラーメンが食べたくなり、久々に浅草の店舗に行ったんだが、そこで驚きの光景を見た。
なんと、半分以上女性客なのである。しかも一人。
時間は20時ごろだったのでおそらく仕事帰りかと思われるが、ここまで女性客が多いラーメン屋も少ないと思う。
味は正直天下一品くらいかと思うが、そこまで女性をターゲットとした味ではない。
そこで、改めて一蘭の食べるスタイルを見て、ああ、そういうことかと思った。
ここ、隣通しが見えないように仕切りがあるのである。
女性客が多い理由がここにある。つまり、自分が食べている姿が人に見られにくいのである。したがって安心して女性客も一人で食べられるのである。
しかも、ラーメン店には珍しい押しボタン式で店員も呼べるので、大声を出す必要もないと。
なるほど、これなら一人でラーメンを食べたい女性でも安心してラーメンをたべられるね。
しかし、ここで一蘭が提供している価値をもう少し深く考えてみたい。
そもそも女性が一人でラーメン店に「入りづらい」の「入りづらい」一体何なのか?
だって男の僕たちは何も気にしないじゃないか。
いったいどのようなことを懸念しているのか?
ここで以下のラーメン屋に一人で行きたくない理由を深堀してみた。
1.知り合いにあう。
あいつ一人で女なのにラーメンを食べている、と知り合いに、もしくは友人にばれることによって自分の女性としての価値が下落する。
2.店員、もしくは周りのお客からの目が気になる
・そもそもそこにいること自体に好奇な目で見られる
・注文を大きな声でしたらはしたないと思われる
・ラーメンを食べている姿が女性らしく見えない
この三つがくらいかと思う。
3.空間自体が嫌
おっさんと狭い空間で横並びにいること自体が嫌。圧迫感、嫌悪感がある。つまりその店に来ているお客が嫌なのである。よってラーメンの味をゆったり味わえない。
4.心理的な問題
自分が一人で食べているという事実自体が嫌。自分として許せない?
ふーん。まあ1は可能性が低いから、23あたりが原因だと考えられる。
でも正直一生会わない人にどう思われようとあんまり気にしないことを考えると、たぶん3なのかと思う。
んじゃ席通しの感覚を広げたら女性客が捕まえられるか、といえばそうでもない。
やはり人の目も気になるよね。
そりゃそうだ、確かに自分がキラキラ女子たちがわんさかしているスイーツのうまい原宿の店なんか行けないか。
逆に自分の知り合いでも女性で一人で吉牛とかラーメン屋に行く人は人からの目を気にしていない人、裏返せは自分に自信がある人、が多かったように思える。
そう考えたら一蘭が提供している価値は
・本当はラーメンを食べたいけど、人の目が気になって食べられない人
・そこそこうまいラーメン
・人の目を気にせず落ち着いて食べられる環境
最大のポイントは「ラーメンの味を落ち着いて食べられる環境」であり、ラーメン自体の味を強みにしていないということである。一蘭ファンの人すいません。
味もそこまでガチのこだわりうまさでないから、たまにラーメン食べたくなっちゃう女子にとっては、おいしい味わいなので、かなりの大衆マスボリュームを捕まえているのか。しかも周りには一人でラーメンを食べに来ている女性がいるので「周りもいるしあたしも大丈夫」という心理的なハードルも下げているんだろうか。
要は何が言いたかったかというと、チャネルによって商品自体に大きな優位性はなくとも、これまで捕まえられていなかった人の心をつかむ販売を行うことで、お客は捕まえられる、ということがいいたかったのである。
逆に男一人でも周りの目を気にせずスイーツを食べられる店があってもよいと思うな。
安売り王一代 ドン・キホーテ
最近読んだ本で自分の中でヒットした本の話をしたい。
タイトルにあるように「安売り王一代」というタイトルの本で、
ドンキホーテ創業者の安田さんの自叙伝みたいなものである。
この本、安田さんの波乱万丈の人生を描いており、いかにドン・キホーテが日本の
小売業でのし上がっていくのかを説明した、読んでて起業化精神が駆り立てられる本である。
自分もこの本を読みながら、「い、今kigyoせんといつやるねん!」
と思った次第であり、本気で起業を考えたいと思う。
忘れないうちに読んで印象的だったフレーズあげたい
①勘と感受性を磨くべし
ドン・キホーテの特徴である深夜営業。自分もそこまで深い考えがあるとは思っておらず、ただの地元のヤンキーとかをターゲットにしてんのかな?
くらいに思っていたが、これは、当時安田さんが一号店の店を開いていた時に、夜遅く店を開けていると、たまたま若者が入ってきたらしい。ここから、若者の中に潜在的にナイトマーケットが隠れていると感じ、そこから深夜営業を行っているとのこと。ドン・キホーテが顧客の潜在ニーズを見出した瞬間である。
このような動物的勘を持ったのは、安田さんが昔麻雀で食っていたことや海外を放浪していたことより、人の心の機敏さに気づく能力があったからだと思う。
なるほど、確かにこの点に関しては、DeNAで新規事業立ち上げを行ってた知り合いのと人と同意見のようである。その人も、
「世の中のデータや情報には本当の潜在ニーズは隠れていない、心の闇は自分の感情や経験からしか見出すことができない」
といっていたし、世の中そんなもんだと思う。これは同感。
ただし自分が目指す姿は、論理と感情の両刀使いであり、もちろん全く新しい概念はデータだけでは生まれないが、ただしデータもある程度は必要だと思う。
なぜかというとデータから情報収集を行って、ある程度トレンド感を把握し、そこを狙う事業を考える際に感受性を豊かにアイディアを考える方が得策、かつ近道であると思うからだ。
そんなことも安田さんからしたら必死にやればそんなの関係ない、といわれてしまいそうだが、僕は両方大切だと信じている。
ちなみに自分もかなり人の気持ちや心の揺れ動きを感じるのが強い方だと思う。
これは、日常から相手目線に立ってすべての行動を行っているからなのかなと感じる。
相手が欲しいボールを渡す、相手に何を言ったら動くか、相手は今何を考えているのか、正直この技術を学んだのは中学校の頃のようにも思うし、大学時代麻雀に打ち込んだことと、個人経営の居酒屋で店番をずっと行っていたような経験が生きているのかな、と思う。
②明確な勝敗基準
ドンキの黎明期、二つの営業所を張り合わせて急激に業績を伸ばしたらしいが、その時に、二つのチームを競わせることやできるだけ大きい裁量権を与えたことが重要だといっている。ミクロな話では、当時安田さんお得意の陳列棚を従業員に教えていたらしいが、全然誰もできなかったらしく、「なぜこいつらわしの言ってることができんのか、あほちゃうか?」と思ったらしいが会社がつぶれる直前までいって逆に投げて、従業員にすべて任したらしい。そうするとあれよあれよ、やる気と自主性を持った従業員が鬼のごとく仕事に身が入りだし、めちゃめちゃ売るようになったらしい。
これを読みながら、秀吉がどっかの城の砦を一日で直したときの話を思い出した。これまでは、チーム一丸でやってたのを複数のチームに分割し、競わせることで猛烈に効率が上がったらしい。人間の成長はモチベーションはやはり競争心が大きな原動力である。
この話、というか手法はカーネギーの人を動かすにも、搭載されてもいいくらいの話だと思う。人間を動かすときは競争心を駆り立てる、インセンティブに近いかもしれないが、そのような仕組み作りが有効ってこと。
③楽しくない会社では絶対売れない
ドンキでは楽しく売るために社員自体が楽しく働ける環境を常に作っている。そのために社員を信じて自由にやらせる社風であるらしい。これを聞きながら、いかんな、うちの商品を作ってる人たち、目が死んでるからな、と思ってしまった。
これは自分が起業した際も大切にしたいことである。
④顧客親和性
若い人に売ろうと思うと、若い人が考えなければならない。年寄りには年寄りが売らないとだめだ、と。つまりターゲットユーザーの心の機敏さをくみ取ることができる仕組みが必要。これに関しては、自分は若い部類になるが、相手の気持ちをくみ取るスキルを身に着けながら、年を取った時も若い時の気持ちを忘れないようにする必要があるとしみじみ。
⑤逆張り
この本を一言で述べよ、といわれたらこの言葉を掲げたい。
筆者は常に個性でも事業でも逆張りを貫きとおしてきた。それは、人と同じことをすることは死を意味する、という考えを持っていたこともあるし、生き抜くすべとして必然的に見出したのかもしれない。
世の中が浮かれているときはあえて見を決め込み、不況のときにはあえて張る、というメンタリティーと自分を信じる力が必要なのだと感じる。
自分の個性はどうか、逆張りになっているかといわれたらわからない。
ただし、人と同じことをして生きていきたいとは思っていないし、自分の目標を達成するために日々生きている。その手段として逆張りを行うべきときがそのうち来ることもある。だろう。
筆者は逆張りをすることが大切、なんでもかんでも人と違うことをするのがよいとは言っていない。世の中で普通だと思われていることに対して、疑問を持ち、それがおかしいと思えば常識にしばられずに行動しろ、ということを言っているのだと思う。
そういや誰かが「常識とは何か?」という質問に対しての答えが「多数派意見」ということを言っていたが、結局多数派意見に飲まれて思考停止状態が意味ないってことでんがね。
以上、この本を読んだ感想であるが、要は、
人の気持ちを機敏に感じ、勇気を持って生きたらでっかいことができる!
というメッセージがあったんだと思うな。
ドン・キホーテ、今度行ってみるか
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ちなみに安田さんもすごいがわしがもっとも尊敬するイノベーターの方は
以下の記事です。