ザキオ的こんなロボ欲しい特集
今日はこんな記事を読んだ感想。
ルンバを始め、自動芝刈りロボットやコミュニケーションロボット、そして上記の荷物を運んでくれるロボットまで最近は本当に様々なロボットが登場し、楽しい世の中になってきたと感じるが、今回は個人的に欲しいロボットを考えてみた。
1、自転車ロボ
自転車のハンドルに取り付けられる小型ロボット。
自転車の長旅(特に運転中)は暇なので、運転中にロボットとコミュニケーションを取れるのだ。例えば、
「今どこ?」や「この辺の近くにうまいうどん屋ない?」
とか「今の景色いい!撮影して!」など。色々お願いできちゃうのだ。
「スピード出しすぎ、気をつけろwww」
などのコメントもくれちゃうのよね。
アイコン的にもかわいい猿型やトラ型など何となく動物でコーディネイトしたら面白いかも
2、靴べらロボ
毎朝仕事で靴を履くとき、靴べらを出して靴にセッティングをするのが面倒くさいのだが、それを解決してくれるロボットだ。
靴べらと歩行ロボ(歩行はタイヤ)が一体化になっており、
仕事に行く時間になると自動でロボが靴に靴べらをセットして待っていてくれるのだ。僕は玄関に着いたら靴に足を入れるだけ。
快適そのものだ。
さらに足を靴に入れる瞬間に
「ガッシャーン!!!」とロボが音を発してくれる。さながらロボットの本体と足が合体する効果音だ。朝からテンションマックスである。
3、本の読み聞かせロボ
これは家に欲しいロボ。
最近は本の読み聞かせをさせてくれるサービスがあるが、これのロボットタイプ。
毎日オススメの書籍を教えてくれ、それを読み聞かせてくれる。
自分は新聞でも本でもSNSでもやりながら、ながら聞きできる。
特に読み聞かせの声を色々選べるのもポイントである。
4、ティッシュボックスロボット
これは最高のロボット。
ティッシュボックスにディスプレイが搭載されており、そこにロボの顔がある。
そして、ティッシュをとるたびにロボットが何とも切ない顔で
「ああん」
というロボだ。ティッシュをとることが病みつきになってしまうだろう。
もはやロボでもない笑
まだまだロボットは黎明期である。
現段階は人間が面倒な仕事や作業の代替としてのロボットや
コミュニケーションロボが主流であるが、そのうちニーズが多様化して、
デザインにこだわったロボット、そして上位のようなニッチなロボットが増えて来るであろうと思う。
そしてそんなロボを誰か発売して欲しいものだ。
頭を使え
岩瀬大輔さんは、入社一年目の教科書でこう言っている。
【入社1年目の教科書】26. 脳に負荷をかけよ/受験勉強時代の「問題が解けない」「暗記したものが思い出せない」といった「苦しい」体験、最後にしたのはいつだろう。筋トレと同様、脳は負荷をかけないと強くならない。ビジネス書を読んで勉強したと勘違いしてはいけない。脳に負荷をかけよう。
多くの人には耳が痛いのではなかろうか?
僕もそのうちの一人だ笑
確かに最近自分は考える時間って言ったら、マジで休日の
大前研一のRTOCSくらいである。
したがって今日は、日常でどうやったら思考する時間を作り、脳に負荷をかけて、思考力を高められるかを考えたい。
①そもそも思考とは何か?
まずは定義付けから。
確かに思考とはなんなのだろう。
Wikipediaに聞いてみた!
思考(しこう、英: Thinking)は、考えや思いを巡らせる行動[1]であり、結論を導き出す[2]など何かしら一定の状態に達しようとする過程において、筋道や方法など模索する精神の活動である[3]。
おお!なかなかいいことが書いてあるじゃないか?
まず一つ目の
「考えや思いを巡らせる行動」
これは「ある事象に対して、考えや思いを巡らせる、→物事のWhy soとso What」を考えることがじゃないかな?
これを思考aとする。
二つ目の
「結論を導き出す」
これは、
「複数の事象を帰納的にまとめ意味合いを見出す」ではなかろうか?
これを思考bとする。この思考bが思考を深くするポイントである。
そして、三つ目
「筋道や方法など模索する精神の活動」
これは「導いた結論や意味合いを検証するための方法の模索」
と言い換えられるのではなかろうか?
これは思考cと位置付ける。
つまり思考とは、ある事象に対して
a:その背景や起こりうる事柄を考え
b:複数の事象を帰納的にまとめ
c:さらにそれを検証する方法を考える
としてみよう。
②実際にどう思考してみたら良いのか?
さて、定義付けは終わった。ではここから、どうやって日常にその思考を生かすか
ロールプレイングをしてみたい。
例えば、毎日自転車通勤のザキオであるがこんな風景を見たとする。
それは、朝から店の前をホースの水で掃除するうどん屋の店主である。
自分もそこのうどん屋には行ったことないが、なんとなく前から気になっていた。
しかし、行ったことはない。でもあんまり業績は良くなさそうである。
それはしおれた店の旗や元気のない玄関が物語っている。
うどん屋さん、うどん屋さん。
さてこのうどん屋さんに対して何をどう思考したら良いか?
まず、思考a
このうどん屋さんはなぜ流行ってないのか?(a)why so
立地、味、ぷろもーしょん、看板、色々ある。
続いて、では自分がうどん屋の店主ならどうするか?思考(a) so what
まず、そのうどん屋近辺の人口動態を調べるかもしれない。
その時は、他の市と比較して、その市がどのような切り口で人口動態に
特徴があるかを考える。
あくまで、人口動態は、一つの切り口で他にも周りの会社の状況や色々調べることはある。
そこから自分の市はどちらかというと子供が多い地域なので、
うどんを家族連れで食べる人たちは少ないのではないか?どちらかというと寿司や
ファミリーレストランなどの方に人気が偏るのではないか?という仮説であったり、
この近辺ではこのうどん屋さんが提供するサービスは他の競合サービスに対して、お客さんを奪われているのではないか?
もしくはオフィスが多く、一般のお客さんの集客ができていない、という仮説が生まれる。
続いて、思考(b)帰納的思考である。これは複数の情報から何かしらの意味合いを見出すことである。
そこで、ふと自分の会社の食堂の味の悪さを思い出した。
なぜ毎日俺はあんな不味い食堂の飯を食べさせられているのか?
どうせ食べるなら仕事でうまいもんを食べたい?
あのうどん屋さんのメニューを食堂メニューに導入できたらいいのではないか?
という思考が生まれる。
どれくらいの値段で、どれくらいの量で、どんな方法で販売したら良いか?
思考のネジが少しづつ動き出す。
さらに、多くの会社では、このような外部企業の受け入れは行なっておらず、多くは会社が提携した食堂会社と一社専属で提供している。
なぜ複数の食堂企業と提携して、様々なメニューを提供しないのか?企業ごとの味があっていいのでは?
そんなことをしているから競争が生まれず、食堂の味が上がっていかないのだ。
これは明らかに会社の怠慢である。
と、思考のネジがさらに激しく動き出す。
では例えば自分が事業を起こすとして、ある会社にお昼ご飯を供給する会社を起こすとする。
そのお昼ご飯は地域のうどん屋さん、カツ丼、ほか弁、その他色々な企業を取りまとめ、
小口でそれらのメニューを企業に供給する会社である。
事前にスマートフォンで社員からメニューを選んでもらい、そこから依頼が入った会社がメニューを作る。そして、それらのメニューを自社で回収し、昼頃には会社に届けるというビジネスだ。
さらには、そのためにアプリ開発やメニュー数、そしてそのビジネスを行うためのバリューチェーンの課題は何か?
ここまでが思考(b)である。
最後に思考(c)
これはこのサービスの需要があるか、検証である。
例えば同様のサービスが世の中にないか?
だいたい存在する笑
有名企業も続々導入!いま話題のオフィス宅配系サービス15選|MFクラウド 公式ブログ
はい、色々ありますね〜!この中だったらdelyという会社が一番サービスとして近いと思うが、リンクがひらけないので、もしかしたら事業が失敗したのかもしれませんね。
もう少し本気で考えるなら、実際にうどん屋さんに訪問してサービス概要を説明して、協力を要請。
一方、自分の部署のメンバーで募集をしてみて実際にうどんを配ってみる、とかね。リーンスタートでやっていたらいいと思うね。
これらを5分くらい毎日考え続けると朝の何気ない通勤の時間でも思考を磨く有益な時間にナルト思う。
まあ実際は
「あ、あの娘かわいい!あんな子この辺りいたっけ?」
みたいな思考が大半なのだがね。
大企業で革新的な商品が生まれない四つの理由
どうもざきおです。
昨日のmakersの公演は良かったですね。
深センの進化、そして自分の起業を行う上の課題も明確になりました。
これから頑張るぞ〜!
さて、今日はタイトルにあるように、
大企業で革新的な商品が生まれない理由について語りたいと思う。
というのも自分は現在、まあ日本の代表的な大手家電メーカーで照明の商品企画を行っている。正直色々問題はあったが4年間やってきた。
そして、自分はこの7月から新設される
「ビジネスイノベーション本部」
という部署に異動になり、商品企画の仕事とはおさらばである。
(ちょっとさみしいよ)
しかし、
「大手家電メーカーの商品企画」
という職能を実体験できたことは大変価値があり、
かつ内部にいたからこそ感じた問題点を明確にしておくことが必要だ。
なぜなら、将来自分が起業をした際に、僕達は大手企業に勝つ必要がある。
そして彼らの内部の問題点を把握しておくことで勝率が間違いなく上がるからだ。
そこで今回は革新的な商品が生まれない問題点を自分なりにまとめたみた。
①リソースの問題
そもそもイノベーティブな商品を生むため時間的・開発的リソースが圧倒的に不足していると感じた。
他の会社はわからないが、当社では新商品には三つの位置付けがある。
(1)低価格ボトム商品(とにかく安い!)
(2)他社対抗商品(他社よりもちょっとだけ機能が良い)
(3)付加価値商品(一応革新的な商品狙いだが大体は仕様ちょいがえ)
そして驚くことに新商品のうち(1)と(2)が大体80%を占めるのだ。
ダイソンやアップルみたいに商品ラインアップを絞って、デザイン特化した
(3)のみで戦う洗練された方法もあるし、自分としてはそれが理想であるが、
如何せん当社みたいに社会のインフラを作ってる、みたいな企業は、
売上のだいたい70%は(1)と(2)で構成されており、捨てることも
できない。
したがって、開発リソースも従来の延長線上の商品に投入されるため、付加価値商品を作るリソースと意識が弱いのだ。
これがハードウェアベンチャーなんかであれはひたすら(3)に専念できる。
大企業でもイノベーションを考える独立部隊を作ってしまえたら良いが、大概はむずかしい。
そもそも構造的に問題があるのだ。
②アイディアの生み出し方
ここも大企業あるあるかもしれないが、大きく二つある。
(1)トップダウン
役職が高い人が考える商品アイディアをそのままやれ!というケース
所謂 トップダウン
これが頻繁にある。
現に当社の場合は、部長や課長のトップダウンでこんな新商品やって見たらどや!
面白いやろ!
ということで、商品を作るケースが多い。
これで彼らのアイディアが革新的でバカ売れするなら問題ないが、まあそうはならない。
なぜなら今の部長や課長の時代は右肩あがりの時代で、何もしなくても商品が売れた時代だ。(僕はある意味不幸だと思うが)
彼らは必然的にマーケティングスキルが磨かれておらず、イノベーションの起こし方もわからない。
そんな方達が提案した商品は
大体はプロダクト発想で技術的にこれができるからやろう、となっており、
ユーザー起点にはなっていないからだ。
今のもの溢れの時代で売れない。
そしてこのトップダウンを頻繁に行い新商品が爆死してしまうことが往々に大企業にはありがちだ。
(2)合議制のブレスト
続いて、トップダウンではなく自分たちで何か新商品を考えよう、とする場合はどうなのか?この場合も問題がある。正確にはその手法だ。
デザインシンキングやユーザーのインサイトを発見することは行わず、
とりあえずブレストだ。
ブレストは企画、デザイン6人くらいが集まって行う。
そしてアイディアを持ちより、何となく全員がいいね、と言うアイディアを採用するのだ。
大企業の社員全員が「いいね」というアイディアは確実に「いいね」ではない。
既存の価値観や業界からみた価値観で判断するので新しくなくて当たり前だ。
そもそも「いいアィデイアとは何か?」ここの定義づけがメンバーの中で明確になっておらず、結果、どんなアイディアを選んだらいいのかわからない。
しかも、ブレストも一回か二回で終わりであり、何回も練って練って考える、という一番頭を使うことを嫌がり、早く結論を出したがる傾向がある。
これは普段の仕事がいかに作業が多く、思考を使わなくなってしまっているかだらと思うんだ。
逆にちょっとひねった商品は全員の了承が得られず、まず受け入れられない。
若手社員も初めは自分のアイディアを出して頑張るが、周りに受け入れられないとそのうちやる気がなくなってしまう。結果、大企業社員と成り下がってしまう。
要するに社内にいいアイディアを生み出す仕組みができていないのだ。
もっと社外人材と一緒にアイディアを出すとか行っていけば良いと思うが、
なにやら自分たちできる、みたいな妙なプライドや村意識があるのか、
あんまり外部人材との交流は好まない。
この辺の意識も問題である。
③企画の承認プロセス
では仮にブレストを行なって奇跡的にイノベーティブなアイディアになるかもしれない企画案が生まれたとしよう。
しかし、この企画案を上司を通すのがまた難しいのである。
そしてそれは大手特有の企画内容に対して各部署の部長にハンコをもらって了承を得るスタイルに起因する。
これは大企業ではスタンプラリーと言われている。
基本部長たちは忙しく、スタンプラリーを回る企画マンたちも忙しい。
いかに早くハンコをもらうかが重要だ。
そして、
・他社よりもこれだけ消費効率が良いです!
・お客さんからこんな要望があるので商品化しました!
みたいなクソつまらん商品は部長たちも理解できるので、ハンコを押せるが、
イノベーションな商品は部長たちも???で
ハンコを押していいかどうかもわからない。
なので、大企業のスタンプラリーにイノベーティブな商品は向いてないのだ。
もし大企業でやるなら、ひっそりとアンダーグラウンドで動いて、ある程度結果が見える時点で部長列に承認をもらうプロセスを行う必要がある。(この辺は若干テクニックがいる)
④アイディアのピボットができない
そんなこんなでアイディアが決まっていざ商品化、に向かうわけだが、ここでも大きな問題がある。
それははじめに決まったアイディアをブルドーザーのごとく推進して、商品化してしまうのだ。
普通は、
まずプロトタイプを作り、ユーザーヒアリングをしてまた作り直す、というリーンスタートアップの手法が普通だと思う。
しかし、大手の場合は違う。
一度企画会議を通った商品はユーザーヒアリングを行わずに一気に商品化してしまうのだ。
なぜか?せっかく部長から承認をもらったんだから、という気持ちもあるが、
それ以上に、
ユーザーヒアリングを行って、もし市場から
いらない
となっても新商品発売計画に入っており、後戻りができないからだ。
そもそもアイディアをピボットさせる想定でスケジュールが組まれていないのだ。
これは初めのリソースの問題と関係するところでもある。
また、ここは感覚的ではあるが、
当初のアイディアを変更させることは
何となく企画マン本人の気持ち的に「嫌」
なのだと思う。
この辺は大企業社員特有の、仕事に正解を強く求めており、ピボットは
何となく自分が否定された気がする、もしくは恥をかく、その辺の心理的障壁があるのだと思う。
■まとめ
以上、大きく四つの問題点をあげさせてもらったが大事なことは、
イノベーションを起こす方法をトップが理解し、その仕組みを組織全体に浸透させる必要がある。
そういう意味ではネスレの高岡社長が行なっている取り組みは非常に的を
得ていると思う。
そして自分はこの大企業のアキレス腱を十分に把握し、
今後企業運営を行っていくことが重要だと感じた。
※最後に、僕が見てきた商品企画の実態の一部をお伝えする。
(1)低価格商品発売の経緯
毎月一回営業マンとの会議がある。
そこで声の大きい営業マンが、「他社の方が安い商品があるやんか!そのせいで売上落ちてる!(何の根拠もない)現場も困っている!作れ!」
企画「わかりました。やります」
これだけだ。
そしてこのために、人件費の高いうちが必死こいて安い商品を作ろうとしても、
結局他社よりも安い商品を作ることができず、協力工場にプレッシャーをかける、みたいなプロセスだ。そのせいで工場が値下げに耐えきれず潰れてしまうケースがある。
(2)他社対抗商品
これも基本は同じだ。毎日企画には、現場の商品提案部隊やショールームの人たちから「商品要望」が送られてきて、それに対して毎日返信する義務がある。
そしてその中から意見の多いものを商品化するのだ。
これはガチだ。
ちなみに意見は大きく
・他社にはこんな商品があるからうちにも欲しい
・お客さんがうちの商品のデザインが悪いと言っているので、もっとコンパクトにしてください。
の二つしかない。
そう、基本的にユーザーに新しい価値を提供するのではない。他社を見て仕事をしている。さらには、自分が企画をしたわけでもないので企画マンのモチベーションが上がらない。ここも大きい課題だ。
makersという時代の流れ
ブログが続かないで有名なざきおであるが、前回の記事で
革命的な方法を見出した。
そう、
このブログを自分の思考のまとめとして活用していこう。
そうすれば自分の思考もまとまるし、ブログを続けるモチベーションにもなる!
と気づいたので今回も何かのテーマについて論じたい。
ところでブログは基本的にセンテンスが短いほうが読みやすいことに
気づいたので、僕の文章も変更したいと思う(いつも助長になってしまうので)
さて、今年の一月、僕はものづくりメーカーに所属しておきながら、
そして商品企画という仕事を3年間も続けておいて、
遅ればせながら下記の書籍を読んだ。
https://www.amazon.co.jp/MAKERS-21世紀の産業革命が始まる-クリス・アンダーソン/dp/4140815760
そう、2012年に発売されたMAKERSである。
cerevoの岩佐氏も言及している。
著者のクリスさんはロングテールやフリーなど有名な本をこれ以外にも書いているが、個人的には一番makersが刺さった本である。
このmakersという本を一言で要約すると
「少ない資本でも自分の作りたい商品が作れる時代が到来したぜ、ハードウェアスタートアップで起業するなら今しかねえ!!!!」
である。(かなり個人的な気持ちも入っている)
実際この本では起業を進めているわけではないが、
・3Dプリンタを始めとした技術的な進化
・インターネットを活用した世界への販路
・ネットワークを活用して世界中から必要なメンバーを集められる体制が整った
ことにより、個人でもアイディアされあれば、ものづくりがしやすい時代が到来したことについて詳しく書かれている。実際にクリスさんもドローンの開発企業をネットで出会った仲間達と作ってしまった。
そして、この本を読んだ僕は、いつもながら感化され、
自分でハードウェアのスタートアップを作ろう!と思い、
実際に東京のTechShopに行って速攻で3DプリンタとCNCを体験してきた笑
だって、今の会社にいても上から降ってくる仕事がほとんどで売れると分かってる商品しかやらないし、新しい商品を考えても上層部を動かすのにすげえ時間がかかるから、
そんなことやってたら人生終わっちゃうYO!!!!
実際に3DプリンタもCNCも簡単に操作できるので、遊びの気持ちで言ってもおすすめである。ちなみに僕が言った時は若い学生カップルがきてて、ちょっと嫉妬した。
ただ、これらの技術を覚えても正直ハードウェアベンチャーをやるとなると意味なくて、個人的には下記が大きい課題だと感じている。
①チームメンバーの確保
IoTベースのプロダクトを考えている場合、機構設計、電気回路設計、デザイナー、アプリプログラマー、は人員として必要だと思う。
これらを将来的には揃えていけたら良いが、
起業段階では、どのメンバーをどれくらい揃えたらいいのか?
正直わからない。
もし自分のような大企業のメンバーから人を集めようと思っても、
「起業なんてキチガイ・会社辞める意味がわからん!」+「基本自分の専門領域には詳しいが他分野の知識は乏しい」、という人がほとんどなので難しい。
スタートアップの場合は、一人で複数の分野にまたがる仕事を行うので、
それ相当のスキル・知識を持つ人員が欲しいところであるが、どうやって確保すれば良いのか、そこが課題だ。
ところでざきおは何ができるの?と言われそうだが、自分は
・企画
・営業
・マネジメント
・はんだ付け!
これくらいである。
要するに技術的に詳しい人を探しているんだよ、私は。
最近は、深センの工場に依頼するだけで設計〜量産までやってくれるのでしょうかね?
この辺りは、今回下の講演会に参加するので質問したいところである。
9198c23f5e601abc3bdbf8c029.doorkeeper.jp
(makersのエコシステム、という中国深センの状況についての本を出してくださった
著者の講演会である。ここでいいご縁があればいいんだがな〜)
②プロダクトと資金繰り
自分が一発目で検討しているプロダクト「スマート靴べら」であるが、こいつを作るために、どれくらい資金がいるのか、
それがわからない。
金型費用や材料費は大体概算できるが、工場に依頼する費用やものができた後の輸送費やその他諸々いくらかかるのか、そしてその資金をどこから調達するべきか?
また事業計画を作っているが、こいつ単体では、自分の人件費を稼いで会社を回して行くためには、1000台以上売る必要があり、翌年以降も年間でプロダクト二つ以上は出して行かないと成長はできない。
この辺の情報があればもっとスタートアップを行う人も増えると思うが、
今って実際に起業をした人のつでしかこの辺のリアルな情報ってないよな?
それをもっとオープンにして欲しいね〜、まあ頑張って情報を集めるけど!
③勇気
最近結婚したざきお、もうすぐ子供が生まれる。
もちろんリスクはあるし、嫁ブロックはある。
でも、信念を持ってそれを乗り越えるのだ笑
志高く!
以上である。
えらくまとまりがない文章になってしまい、自分の国語力にはげんなりするが、
まあブログってこんなもんなのだろうか?
次回以降でも自分の起業に向けた話はつつっていきたいとおもう。
久々のブログ
やばい、久しぶりのブログである。
もう一年くらい何も書いてないとは。
驚き。この一年も色々あってだいぶ一年前とは思考が変わってきたと思うし、
自分の進むべき道も明確になってきたと思う。
さて、せっかく久しぶりのブログなので、軽く自己紹介でもしたいと思う。
自己紹介
・職業 :大手家電メーカー勤務 照明の商品企画担当(入社5年目)
・座右の銘 :為せば成る
・好きな人 :高杉晋作 ぶっとびすぎてるからね
・最近興味があること :サイコパスの生態系について(自分はサイコパスではありません)
さて、このブログを継続的に行っていくために、ある程度自分の中で書くことに対するモチベーション重要だと感じている。
しかし、書くことによるインセンティブが発生しない中で、自発的に取り組んでいくことは結構ハードルが高い。
したがって、ブログを書くことに強烈な目的意識を持つことで、継続できるのはないか?
と思ったのである。
てか、そもそもなぜブログを始めたんだっけ?
そうだ、「ちきりん」に触発されて自分はブログを書き始めたのであった。
ちきりんみたいに、自分の思考を整理して、みんなに共有したい。
これだ、これである。
自分の思考の整理のツールとして活用してしまえばいいのである。
・ブログを通じて自分の考えや思考をまとめることができ、今後の自分の人生にプラスにつながる。
→例えば人から何かを尋ねられたり説明するときに思考の引き出しをまとめておいた方がすぐに、話ができるでしょう?このようなメリットがあるな。
・その延長線上で、どこかの誰かがこのブログを読んで自分の糧にしてくれたら幸せ
この二本軸でいこう。
さて、実は明日会社で希望している部署に異動できるかどうかの重要な面談がある。
なのでキャリアについて今日は書きたいと思う。
- キャリアとは何か?
- キャリアを作るうえで大切にすべきこと
- キャリアとは何か?
「あなたはどのようなキャリアを歩んでいきたいですか?」
と聞かれたらなんとみなさんどう答えるでしょう?
僕ならこう答える。
「~年までにこういう仕事をして~年までにこういう仕事をして、最終的に人生の目的であるこれを成し遂げたい!」めっちゃ普通の回答であるが、
これは自分が幸せになるための自分の人生計画である。
誰もが幸せになりない、当たり前だ。
キャリアとは
「自分が幸せになるための、人生計画」であり、細かくすると、
それを実現するうえで、どのような職業を選んでいけばよいのか?
どのような職種や仕事を選ぶと自分の夢が達成できるのか?
というジョブのロードマップである。
そのためには、
自分が人生で成し遂げたいこと
これを明確にしておかないと、キャリアを描けなくなってしまうので注意が必要だ。ちなみに僕の人生の目的は二つ
- 世界中の人達が、楽しさ・喜び・幸せを感じることができる新たなライフスタイルをプロダクト・サービスを通じて実現すること
- 情熱を持ち続け、常にチャレンジを繰り返す燃えるような人生を歩むこと
この二つだ。
だからキャリアはこの二つが実現できる最短ルートを設計する必要があると感じている。
2、キャリアを考える上で大切にすること
ではキャリアを考えるうえで大切なことを3点あげたい。
①最終到達地点を明確にすること。
言い換えれば人生の夢であり、目的意識であると思う。
僕の中では夢の定義は二種類存在していて、それを志と野心と呼んでいる。
野心は、自己欲望に焦点を当てたものであり、お金稼ぎたいとか偉くなりたいとか、そういうものだ。
一方、志は対社会に還元するもので、社会課題を解決したいや日本の経済復興に貢献したい、そういうものだ。
どちらも重要だけど、意外に両方持ってる人は少ないように感じる。
しかし、夢の実現に近づけばちかづくほど、この二つがあることが重要に感じる。
なぜなら、それだけ夢の実現が近づくと大きな困難が増えてくるが、どちらか片方の夢で耐えられるほど人間強くないと思うからだ。(ドナルドトランプみたいのは別だが)
野心と志、この二つを是非持ってほしいと思う。
2.自分がやりがいや楽しさを感じることは何かを知っておく。
自分は何に興味を感じ、どんなことに生きがいを感じるか?これを明確にしてほしい。
なぜなら、人はやりがいや楽しさを感じることに対しては、パフォーマンスが何倍にも上がると思うし、努力を全くいとわないからだ。
幼いころ、ポケモンにどはまりしたがあれと一緒で、好きなことはいくらでも時間を注げる。
そして、確実に好きなことの方が成果がでやすい。
自分の過去を振り返るとこれは見つかると思う。
ちなみに僕の好きなことは。
・新しい商品やサービスにたいして思考を巡らせること
・それを議論し、よりよいものに昇華させること
これは一日中考えても全く疲れないし、楽しい。
ちなみにこれは職業を考える上でとても大切で、業種や業界を選択基準として選ぶのではなく、職種を選択基準として選んだ方がよいと思っている。
3.ギャップを探す
キャリアは未来の話だが、自分の現在の延長である。理想の未来を実現するためには現状とギャップはどれくらいあるのか?ここを明確にしておけば今何をすべきか、はっきりする。
もっと具体的には
どんな能力が夢の実現のためには必要でそのスキルはいつまでに身に着ける必要があり、今具体的に何を何時間くらい毎日やればよいのか?
と考えることである。
ちなみに僕の場合は、
一年後にハードウェアベンチャーを作ろうとしており、そのためには商品アイディアやビジネモデルなど事業計画を作ることも重要だが、どちらかというと、
一緒に支援をしてもらえるベンチャー企業との人脈、コネクションの方が重要だと感じるようになってきた。(スキルじゃないんかい、といいたいところだが)
というのも「ものづくり」のエコシステムはかなり整備されてきており、そのエコシステムの中にうまく自分が入り込み、失敗をせずに進むことが今の時代重要になってきているからだ。
したがって、今はどうやったらそのようなコミュニティと関係を築けるのか、それを軸にキャリアを選ぼうとしている。そして必然的に明日の希望先の面談を受けることになったわけではあるが。
結局、この今と理想のギャップをどれだけ真剣に考えるか、そしてそのための行動をすぐ起こせるか、で大きく今後の成果は変わると思うし、それが人生の成功要因だとも思う。
ただし、スティーブジョブズが言ってるように、結果的に過去の経験が今の成功につながることも往々にしてあると思うので、正解はわからないが、上記の考え方を持つことは成功の確率が上がることにつながると個人的には思う。
以上、色々つらつら書いてきたが、結局大事なことは、
夢を持ってそれを叶えるために全力でリアルに考える、
ただそれだけのような気もしてきた時点で今日の話は終わりにしたいと思う。
というわけで、また明日の面談結果については別途ご報告したい。
よい商品の作り方
ものあふれの時代といわれ久しくなり、企業はものが売れずに困っている。
一方、このご時世にも限らずヒット商品を生み出し続ける企業も存在する。
今日はこの新たな時代における新たな価値観をつかむ勘所についてまとめたい。
今の時代はインターネットビッグバン(適当)とデジタル化が進み、企業はこれまでの価値観を破壊されそうになっているが認めたくない、みたいな状態になっていると思う。
実際、これまでのコトラーさんのようなベーシックなマーケティングスキルを駆使するだけでは正直いいものは作れない。
なぜか?
お客はもう満足しきっているんだよ!
こんだけ豊かになって何を求める。
ちょっとした不満があらわになった顕在ニーズなんて正直価値がないんじゃ~~~!
ではどうしたらよいのか、というと「個人的な感覚」を大切にすることが打破する一つの重要なポイントだと思う。
自分は何が欲しいか、ということを突き詰めて考えることは、その人固有の価値観やアイディアが生まれる。
そして自分が本当に欲しいと思える商品を突き詰めて考えることができたなら、それを欲しいと思う人は世界のどこかに必ずいると思うのだ。
少なくとも一か国に10人はいるだろう。
今はインターネットが世界のどの地域にも伝え、運ぶことを可能としてくれたので、それだけで1000人くらいに売れる商品はあっという間にできるのかな、と思ってしまう。
つまり個人的な感覚を重視して作る商品はグローバルニッチとなっても、それは世界で売れちゃうこともある。
僕は個人的なちょっとひねくれたような気持ちや想いを込めた商品は、人のニーズを掘り起こすヒット商品を作るために最短ルートであると思う。
では、その個人的な感覚を重視することはなぜ良いのか、今日はその話をしたい。
理由は三つある。
- ストーリーがある
個人的に欲しい商品を考える場合は、その人の原体験が大きく影響している場合がある。子供のころにあんな思い出があった、昔はこんな嫌な体験をした。子供のころ見たあの景色を思い出したい。
これらはすべて商品の背後に流れる強烈なストーリーとなる。
強烈なストーリーであればあるほどそれは人の心の闇の部分であり、悩みは大きい可能性がある。悩みが大きいということは、それだけ深いマーケットが存在するということである。
僕が子供のころに思い出すのは中学校の頃、真冬の塾通いがつらかったことである。自転車で冬の夜道を走るのだが風が強く肌は痛かった。
さらに田舎道であったため夜の街灯はなく、真っ暗な夜道をひたすら自転車で疾走する。
やっとの思いで家のガレージにつくと、そこにはガレージに取り付けられたスポットライトの照明器具が、僕を感知してあたたかな光で迎えてくれる。
お帰り、と。
その灯がぱっと照らされた瞬間に僕はいつも安堵した気持ちになった。
このような原体験をもつ僕が、もしこの壁に取り付けられたスポットライトの照明を企画することになったら、もしくはこの自転車を、このガレージを、この玄関を。
そのときは、子供が家に帰った瞬間にホッとするための仕掛けを必死で考えるだろう。どうしたらホッとするのか、なぜ夜道は不安なのか。
おそらくこれらを深堀していったら僕が欲しいオリジナルあふれる商品が生まれるはずである。
そして、プロモーションではこのストーリーを伝えるために工夫を凝らし、仕掛け行う。
塾通いの子供を持つ親御さんに向けて、もしくは本人に向けてかもしれない。
強力なストーリーは、既存商品と差別化する強いポイントとなるのである。
2.五感で感じる体験とつながる
バリュミューダという新興メーカーがあるが、ここが最近出したトースターがマジでうまいパンを作れるらしい。焼き加減、味、におい、全てが絶妙だそうだ。
社長であり企画者である人のコメントが「自分はパンが子供のころ好きだったので、うまいパンが作れる商品を作ろうと思った」といっている。
何気ない原体験であるが、これもまさに自分の個人的な想いを馳せた商品であることは間違いない。
自分の個人的な感覚を突き詰めることは、自分の子供のころの原体験とつながっているケースがあるが、なぜそんなくそ昔のことを掘り起こしてきたのかというと、
それは当時の感覚を五感で感じたからである。
それを起点とすることは、即ち五感に訴えかけるものとなる可能性が高く、それらを刺激する商品が出来上がる。
何やら結果論だけ書いているように見えるが(まさにそうなのだが、そしてもちろんそれを実現するための粘る力も重要であるが)
最近では体験型や参加型などのアトラクションやアミューズメントをよく聞くが、これも見たり聞いたり動いたり触ったりすることを売り文句としており、実際非常に人気である。
五感で感じることは強い。
3.共有したくなる
それってよくあるよね。そんな言葉が出た企画は必ずうまくいくともいわれている。
あるある体験はその人の経験でよくある悩ましいことであるのだが、個人的なおもいをベースとして作った商品は、人の琴線、この場合で言う「あるある」に引っかかりやすい可能性がある。
引っかかったらこっちのもの、口コミによりスピーディーに広がっていく。
以上3点の理由で個人的な想いで商品を作ることが重要かと述べてきた。まあ結論は、
自分の想いを持ち、そのomoiを実現することが大切ってことですな。
岡本太郎 自分の運命に楯を突け
激烈で、ストレートな表現で、僕たちの心の声をえぐってくる芸術家、
僕はかれをそのように形容したい。
そんな岡本太郎のメッセージを多数込めた本書。
本書の大切なメッセージである
「孤独に対してどう向き合うか?」
ということを岡本太郎なりの表現方法で明確につつってくれている。
まず結論から言ってしまうと
「孤独から逃げるな、孤独と向き合え、そしてその孤独を感じている自分さえも愛すること、それを生命の活力に変えること」
これがまさに岡本太郎の生き方であり、彼の中での伝えたいメッセージなのであったと思う。
人間が孤独を感じるのは、どのような状態が多いのか、それは普段満たされている状態の方が孤独を感じやすいという。
それは結婚していても友達がいても、親や肉親がいても変わらない。本質的に人間は孤独なのである。
でも、そんな自分さえも愛してみてもいいんじゃないのか、そんな自分を真に受け止めて生きていくこと、それが素晴らしいのではないか、それが人間の生きる道なのではないか、そんな岡本太郎の想いがが伝わってくる気がする。
一方自分はどうか、
普段孤独であると感じる瞬間はあまりない。
むしろ、孤独に対して鈍感な方であると思う。
その理由は、おそらく本質的に自分が幸せであるからだと思う。
自分の人間関係の極意は本音である。気を遣わずに、自分が本音で生きる。
全ての人に好かれる必要はなく、自分が付き合いたい人間と付き合う。これが世の中をシンプルに生きる方法であり、幸せに生きる方法であると思う。
しかし、これからの人生、自分は非常に孤独であると感じる瞬間も多く来ると思う。
そのときは、
さみしくて、
つらくて、
死にたくなる
ような感覚を持つときがくるだろう。
孤独の中で、自分をふと見つめる瞬間に、この岡本太郎の言葉をぼくは思いだしたい。
「孤独と向き合え、そして孤独である自分さえも愛せ」
☆☆☆
最後の本書を読んで印象的だった言葉を記しておきたい
「一番面白い人生とは苦しい人生に挑み、闘い、そして素晴らしく耐えること、逆境であればあるほど、面白い人生なんだ」
「自分がほんとうに生きるとはどういうことなんだろう。ってことを社会の枠とかパターンにとらわれずに徹底的にかなえてみたらどうだい」
「孤独を純粋につらぬけばつらぬくほど、それは魅力になる。その過程では他とぶつかりあうだろうが、それを恐れて引っ込んだり、ごまかしてしまってはだめだ。孤独をつらぬく人間は、この世の中で珍しい存在だ。孤独感を持つ人間はたくさんいるが、本当の意味で孤独をつらぬく人間はなかなかいるものじゃない。本当の孤独とはすべてに妥協しないで、自分をつらぬいていくこと。そうすることで、その姿勢が相手にしみこんでいく。」