日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

戦略的アトピー解決法

アトピー性皮膚炎という病気をご存知だろうか?

現代病の極みであるアトピー性皮膚炎、確かアトピーはドイツ語で「奇妙な」、

という意味であり、いまだにはっきりとした原因が不明の病気である。

日本人の確か10%くらいがこの病気にかかっており、アトピーの人ならわかると思うが、非常にこの病気、辛いのだ。

何が一番辛いって間違いなく「見た目」だ。

 

肌はガサガサになり、赤みを帯びて、汁が漏れてまともに人前に出れる状態ではなくなる。

男性ならまだしも、女性の場合はまともに化粧もできないし、痒くて夜も眠れない。

そして、人と目を合わせるのが嫌になり、外出が怖くなり、うつ病にもつながる、地獄の病気だ。

 

自分自身もアトピーとは20年以上戦ってきており、過去3回大爆発をし、それこそ死にそうにもなったが、いまは何とかアトピーを抑えながら日々仕事に取り組んでいる。

 

この地獄の病気に対して、何とか我ら人類が対抗策がないか、日々真剣に考えている。

そして、今自分ができる現時点の最大限の効果ある取り組みを何とか共有することで、

この病気の人を少しでも救いたい、そんなことを考えて、僕のこれまでの個人的な経験からのアトピー解決策の知見を共有したい。

 

アトピー度の式定義による戦略目的の設定

まずアトピーにとって良い行為・行動は、腐る程ある、と言われている。

腐る程あるし、世の中にも腐る程情報が蔓延してて、どれが正しい情報やねん、と言いたくなる。

だから議論をシンプルにするために、アトピー度合いをシンプルな式に落としこむ。

 

アトピー度合い=肌の健全性(回復力)ーかくことの肌へのダメージ

 

上記式が負の方向に行くほど、アトピー度合いはひどいという定義だ。

そして大切な点は、因子はこの二つしかないということだ。

つまり、かくことが唯一にしての悪化要因であり、健全性が唯一の+要因である。

 

僕は常々思うのだが、アトピーなんてものは一切肌をかかなければなんてことないと思う。ただ、死ぬほどかゆい、かゆいから、掻きむしることで肌が悪化し、どんどんただれていくのだ。

 

でも、このかくことを我慢するのは無理だ、我慢しても夜寝ているうちにかきむしってしまう。だから、我々は、肌の回復力、つまりどうやったら肌を健全に保ち、かきむしっても早く回復するような肌にするか、ここを徹底的に考えるべきだ。

 

ちなみにアトピー患者はまず肌が健全ではなくなっており、かなり敏感になっており、ひどく弱体化している。だから少しかくだけで血が出てしまう。また回復力も悪い。

ステロイドは、肌の見た目を表面上良くしているだけで(炎症を抑えているだけ)、

本質的な肌の強さに貢献は全くしてない。

僕らアトピー患者は、長期的なビジョンである「健全な肉体への回帰」にむけ、

本質的な課題である

「肌の健全性」を強くすることに最もリソースを割く必要があるし、それが唯一のアトピーから抜け出す解であると信じている。

つまり戦略目的は、「肌の健全性の強化」である。

 

①ターゲット:胃腸

どうやって肌の健全性を強さを強化するのか?戦略家としては、最も効率的にインパクトの大きい方法で目的達成を行う必要がある。地獄のアトピー患者にとって、長期で時間をかけたり、お金を多額に費やすこともできない。

 

だから人間の内部環境を把握しておく必要がある。

僕も様々な本を読んできたが、肌の状態は「毛細血管」が強く影響している。

 

 人間には無数の毛細血管が存在しており、それらは肌に直接栄養分を補給している。

 

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つまり、毛細血管から肌に栄養分がうまく行きわたっていると肌の調子は良くなり、

逆に毛細血管がうまく機能しないと、肌には正しく栄養素が行き渡らない。 

 そしてこの毛細血管が運ぶ栄養を得る場所は胃腸である。

胃腸のヒダヒダから吸収した栄養分が毛細血管を通り、肌に補給されるのだ。

逆に毛細血管、身体中の老廃物を毛細血管から受け取り、肝臓や腎臓に運ぶことも行っている。

 

そしてアトピー患者の場合、老廃物を皮膚から放出していることが考えられる。

通常なら尿や汗で放出される老廃物が皮膚から放出しなければ体が異常を起こしてしまう状態であり、それは分解できないほどの老廃物を身体が摂取している可能性がある。

 

つまり胃腸に入れる栄養分が大切であり、僕らはこの胃腸の攻略に最大限のリソースを割くべきなのだ。

 

つまり食生活の改善だ。

 

②胃腸攻略の戦術:食生活改善

 

僕はアトピーが爆発すると、下記を実行する。

 

・野菜生活:肉や油もの、乳製品、甘いものは一切やめる

・食べる量を減らす:満腹の6割程度

・食べ方を変える:一口で少なくとも40回はかむ

・食べる時間を変える:寝る前の4時間前には食べ終えておく

 

まず多くのアトピー患者は甘いものが大好きだし、甘いジュースなども好き放題飲む。それらを一切辞めるのだ。

脂質や糖質は胃腸に負担をかけ、十分な栄養補給とならない。また血液の循環を詰まらせて、毛細血管からうまく栄養分の補給ができなくなる。

 

逆に、野菜は毛細血管内の血流の動きをよくし、栄養をうまく全身に行き渡らすことができる。

だから何はともあれ、何を食べるのかがとっても大切だ。

僕もアトピー爆発中は、大根やレンコン、ごぼうなどを浸したものや焼き魚と梅干し、ご飯などめっちゃ質素なものしか食べない。まさに戦前の日本人だ。でも戦前にアトピーなんて病気はなかっただろ?食の欧米化が進み、肉や乳製品中心の食生活に日本も変わる中でアトピーが生まれてきた。戦前の食事は人間の消化機能にとって非常に良いものしか食べていなかったのだ。タンパク質も豆で補えば良い。

 

続いて暴飲暴食を行うことは胃腸を大いに痛め、消化機能を悪化させる。

現代人は食べ好きである。

食べる量は6割で良い。胃腸を休ませる必要がある。

 

食べ方もしっかり噛むことで胃腸が吸収しやすいようにするのだ。

 

また食べる時間も寝る前の4時間前が良い。

それよりも遅いと、寝ている最中に胃が動き、逆流性食道炎で胃腸にとっても良くないし、睡眠の質も悪化する。

 

③フェーズ2:睡眠、運動ももちろん大切。

フェーズ1で食生活をしっかり改善しながら、睡眠・運動にも気を使うべきだ。

睡眠は少なくとも12時くらいには寝るべきだ。

僕の経験上、1時を超えて寝てしまうと、次の日に肌の治り方が圧倒的に遅い。 

 

運動も週3くらいで汗が吹き出るくらいランニングをしたら良い。

汗を掻くと新陳代謝が良くない、不要な養分が汗となって排出される。

肌の状態も良くなる。

 

 

以上をしっかり、徹底的に3ヶ月行う。

初めの1ヶ月は慣れないことを行うため急激にアトピーが悪化し、死ぬほど苦しむが、2ヶ月後くらいには少し落ち着き、3ヶ月後にはかなり良くなっているはずだ。

多分、健全な人の肌に生まれ変わっているはずである。

一旦完全に回復したら、あとは日々の食べ方に気を使いつつ、メンテナンスをしたら良い。

 

僕たちはアトピーという病気になってしまった。これはもはや逃げることができない現実である。どんなに肌の健全な人を羨んでも肌は良くならない。

だから、だからこそ、この病気に正面から向き合い、どうやってうまく付き合うかを徹底的に考える必要がある。

もしかしたら今回僕が提示した方法が正解じゃない人もいるかもしれない。

でも、自分なりに考えて、諦めずに取り組めば必ず正解はあると思う。

心から、頑張って欲しいです。