お金があり、絶対失敗しないとしたら何をやる?
今日はとある場所で講演を行ってきた。
その会合の趣旨は、
「これからの働き方を考える」である。
そこで僕は、大企業の中のでイントレプレナー的な位置付けで話をさせてもらった。
講演が終わった後、各自グループに分かれ、グループワークを行う。
自分のキャリアを考えるからだ。
グループワークの冒頭、先生からこんな質問が飛んだ。
それがタイトルの言葉だ。
「お金があり、絶対失敗しないとしたら何をやる?」
この質問が飛んだ瞬間に僕はすぐ、二つの事業を思いついた。
そして驚いた。
この事業はリスクが高いと、ずっと、気持ちを押し殺していた。
でも、本当にしたいことなんだと思った。
次に思うのは、どのタイミングでこの事業に全てをかけることを決めるべきか?
この問いに答えるのは難しい。
正解はない。
ジェームズダイソンみたいに会社を辞めて7年間も家にこもって開発するべきか?
それとも、今の仕事を行いながら安定的な収入を得ながら片手まで行い、
頃合いを見計らって起業するのか?
正解はない。
正解はないが、一つ感覚的に思うのは、今の仕事を行いながら、頃合いを見計らったとしても、その頃合いの正解はない。
なんなら、頃合いなんてものもない。
いつが正しいタイミングかわからない。
だから、自分で決めるしかない。
坂本龍馬が時代の風雲児になるのは、随分遅かった。
周りが尊皇攘夷と騒ぐ中、龍馬は自分の時代が来るまで、待つ、と言っていた。
その時がきたら気づくのか、わからない。
でも今はその時に向けてやはり準備をするだけなのだ。