1人の幸せを願う商品企画
久々に反省している。
先日、お客様への提案書を作る機会があった。
自分の商品を売り込むのに必死だった。
なんとかお客様に使ってもらえるようなシーンをたくさん考えた。
でも、どれ一つとして、刺さる提案ではなかった気がしている。
なぜなら、
そこにどんな人が来てどう喜ばせるか、というたった1人のお客さんを喜ばせる
思想が完全にかけていた。
これは、マーケテイング近視眼的な状況である。
驚いた。
あれほどまで、常日頃からお客様のことを考えているつもりだった。
自分の強みは戦略的思考、抽象的思考ができつつ、
戦術的思考、具体的に考えられることが強みではなかったのか?
いつの間にこんな現場を考えられていない頭でっかちになってしまったのか?
目の前の商品に必死で、たった1人のお客様の幸せさえも考えられていなかった。
数年前、社内で新規事業プランを作る際に叩き込まれた、
「サービスを考える時は、たった1人の具体的なお客様の超リアルなシーンを小説を書くかのごとく描いてみること」だったのに。。。
そんな大切なことを忘れてしまっていたとは。
大いに反省しよう、
必ず、ペルソナは常にリアルに考えよう。