エリートが集まる経営者研修に参加して、社長と話したときのこと
うちの研修制度には「経営者研修」というものがございます。
これは毎年20人が全社から選抜されて、1週間程度行われる合宿型研修です。
目的は、将来の経営者を育てる、ということで、
まあ各部門のエリート達、30歳前後の人たちが部内の推薦で集結され死闘を繰り広げます。
うちの会社は毎年採用は500人程度なので、
母数としては、500人×10年代=5000人規模の中から、20人。
0.4%程度なので、そこそこ狭き門です。
この経営者研修に参加した人は、次のエリート養成研修に進むことができたりします。
僕は別にエリートでも何でもないのですが、うまく潜り込んで、参加しました。
(年齢としては全体で2番目に若かった)
僕が参加した理由は、
⑴弊社のエリート達とはどんなものか?の品定め
⑵社長と話したい
の2点です。
結論から言うと、⑴はつまらん人間ばかりで萎えました。
みなさん、今の仕事では成果を出しているのかもしれませんが、
世界の情勢理解や最先端ビジネストレンドへの知見も浅く、
ビジョン創出力や戦略策定能力が低く、
正直このレベルで世界とは全く戦えないな、と暗い気持ちになるレベル。
ただ、⑵は良かったですね。
研修の最後に自分のビジネスプランを社長に発表して、懇親会があります。
そこで、自分は初めて自分の会社の社長と話をすることができました。
正直僕くらいの末端社員だと、社長と話す機会なんてまずなく、
3年に1回、展示会とかでチラ見したりするくらいです。
話した時間は30分くらいかな、
僕は社長にどんな信念で仕事をしているか、を聞いて見たのですが、
なかなか過激なお方で笑えました。
以下は社長の金言
・仕事を人生のプライオリティの最優先事項にして欲しい、それくらいに熱中しないと楽しくない
個人的には、短期間で成果を出すために「脅してもやる」と言うフレーズに思わず笑えてしまいました。
脅す対象は社内の人間はもちろん、上司、時には相手先企業やサプライヤーなど、
相当修羅場をくぐってきたのだろうと。
でも、生きるか死ぬかの戦いをやってるので、それくらい真剣に仕事に取り組んでいることが聞けて良かったですし、明日への養分になりました。