日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

もしわしが日本マクドナルドのCEOならどうする?

タイトルの件、今回は短めにサクッと書きます。

 

1、現状分析

日本マクドナルドは、食品問題を起こし、2008年をピークに売上が低下、

2015年にはピーク時の半分まで売上が下がりしました。

それに伴い赤字にもなり、現在は原田さんに変わり新たなCEOが入り再建を進めてます。

直近では店舗の売り上げも上がり、一時の売り上げには全く届きませんが回復傾向であります。

大きくは以下です。

・直営店比率比率を下げることで収益性を改善

・うまさと安さを両立したコアバリュー商品を拡充する

・QMSを高める

・デジタル化を進め、合理化と顧客の購入機会の間口を広げる

 

 

2、マックの脅威

マクドナルドは今後以下の脅威がくると思います。

少子高齢化の波

②健康志向の波

まあ色々とマクドナルドは既にデジタル化や新メニュー開発をやっているので、

今のマクドナルドが取り組んでいない視点で論じたいと思います。

 

3、課題と打ち手

さて、今後マクドナルドのターゲット層がシュリンクして行く中、

 

マクドナルドのハンバーガーという脂っこい商品のコンセプトをずらさず、

どうやって今後顧客間口を広げて行くかが課題かと思います。

では高齢者をターゲットにしろというのは無理かと、なぜならハンバーガー自体のコアバリューを相当変えないと彼らの口に合うものはできないからです。

 

そこで狙うべきは、ファミリー層の中でも子連れお母さんです。

おそらくマクドナルドの中でもこの層は結構取りこぼしている可能性が高いです。

なぜなら彼女たちは、普段子育てで疲れており、たまにあるよそのお母さんたちと一緒に過ごす時間は、多少上質な空間や食事を得たいという心理だからです。

取るべき戦術はマクドナルドの広い店舗を生かした、新しい店舗空間と食事メニューの開発です。

まず、店舗空間のレイアウトを子供が遊べるスペースを備えたフリースペース型にしてしまいます。

テーブルや席も広めに取ることによって、顧客の回転率を下げる代わりに顧客単価をあげる店舗作りにして行きます。

マックカフェとは違いまして、完全なる子供がリラックスして過ごせる空間、その代わり入場料を取る仕組みにして、全体単価をあげます。

その代わり価格重視でやってくる高校生や若者たちを避けることが可能ですので店舗の雰囲気を保つことが可能です。

 

店の名前もマクドナルドforプレミアファミリー、のように新しい名前を打ち出してわかりやすいものにします。

直営店の多いマクドナルドだからこそ、実験的にこの店舗を都内で打ち出し、成功したら他の店舗にも拡大して行く、という施策が打ちやすいかと思います。