わしがそこのCEOならどないするねん?
自分の尊敬する経営者の一人に伊藤嘉明さんがいる。
伊藤さんを知ったのは書籍、「どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力」
という本を書店で立ち読みしてからだ。
https://www.amazon.co.jp/どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力-伊藤-嘉明/dp/4492502734
本のタイトルは胡散臭い、自己啓発本の極みのようなタイトルだ。
当時の僕はこの手の胡散臭い本が大好きで、片っ端から読んでいたが、この本はそこらへんの本と一線を画していた。内容も説得力があるが、伊藤さん自身から感じる迫力が違ったのだ。
まず、伊藤さんの実績だ。
有名企業のCEOを渡り歩き、必ず成果を出してきたその経歴は圧巻であった。
そしてビッグマウス。This is itの経営会議の大言壮語は最高である。
そして、マーケティングスキル。当時伊藤さんはハイアールのCEOであったが、新たな冷蔵庫や洗濯機のコンセプトは痺れた。
当時自分は商品企画の一担当者であったが、そんな自分にマーケテイングスキルを持つ伊藤さんは最高にかっこいい経営者に見えたのた。
それから月日は流れ、僕も新たな部署に異動になり、伊藤さんもハイアールを退職された。
伊藤さんはしばらく世界を旅したあと、起業を決意された。
そんな起業をされた伊藤さんの書籍発売イベントが渋谷で偶然開かれることがあった。
僕は胸踊り予約をし、講演会に駆けつけ、そして、講演会後、伊藤さんに質問をした。
「経営者になることを日々目指して仕事に取り組んでます。
伊藤さんの目標も経営者だったと聞いてますが、日々そのために何か努力を
してきましたか?」
に対して伊藤さんは以下のように答えた
「自分は日々ニュースで見る様々な企業の社長になりきり、自分が社長だったらどんな戦略を立てるか?をいつも考えてきたよ」
と答えてもらった。
そう、これはまさに経営者の頭脳の体操
じゃないか。
日々刻一刻と変わるビジネス環境において、リアルな意思決定の思考スキルを高めるには、
もし自分が経営者だったらどうするかという頭脳の体操は、脳を磨き、強くし、いつかくる経営者の鍛錬となる。経営者になってからでは遅い、今から準備をしておくのだ。
とぼくを高ぶらせてくれた。
だから、伊藤さんのJDIは応援してるし、自分もそんな思考訓練をこれからも継続して行きたいと思った。
というのも伊藤さんの話を聞く前にすでに大前研一さんが進めるRTOCSを自己流でやっていたから。
だから、これからブログにも、もし自分がCEOだったらシリーズをちょこちょこ上げていこうかあ〜と思っとります。