日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

人間が最後やることはコミュニケーションしか残らないんじゃないのかという仮説

あらゆるものが自動化され、日々の労働から解放され、

ロボットが料理を作ってくれて、

ヘルステックで最高の健康状態が毎日キープできて、

AIが日々の生活のチューニングと効率的な生活のレコメンドをし続けてくれたら、

僕たちは何をしたら良いの?

 

そう、コミュニケーションだよ。

人と話して、お互いを理解して、お互いの考えや感動を共有すれば良い。

それが人類が残された最後のやることだと思う。

 

コミュニケーションは

 

・知ってる人×リアル:これまでの出会い

・知らない人×リアル:出会い系

・知ってる人×バーチャル:SNS

・知らない人×バーチャル:出会い系、2ch

 

で分けるとすると、これから需要が高まるのは間違いなく、

知らない人×リアル

ですね。圧倒的にここの出会いエンジンは現代において不足している。

コミュニケーションを渇望する人間が行き着く先は、

リアルの人恋しさと偶発性の価値であり、

一体どんな人と出会えるのか、どんな体験を初めての人と共有できるのか、

というニーズが地盤沈下のごとく人々の中に発生し出す。

 

そうなるとどうなる?

そう、リアル店舗の時代到来です。

今アマゾンなどEコマースに駆逐されているリアル店舗の価値が再認識され、

その場所、インテリア空間、テーブル、通路、照明、食器、メニュー表、

あらゆるものが出会いの価値を高めるために進化して行き、それらが二人の話題を盛り上げる誘発剤となり、二人の本音を話しやすくするドラッグとなり、

ムードを最高潮に持って行くカンフル剤へとなって行く。

 

そこがリアル店舗の再開発時代到来。

 

それまでリアル店舗は諦めずにしぶとく生き延びて欲しい、必ず時代はやってくる。