日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

運の掴み方は試行回数と勝ち筋を持つこととリスクヘッジが大切だよ

最近運がいい。理由はよくわからない。

が、運気が上がってきているのは確かだ。

 

もちろん、運がいい時もあるし悪いときもある。

常に人生山があったら谷がある。

 

しかし、我ら人間は生まれてからずっと、常に死と

隣り合わせで生きており、生きていることは死の準備をしていることと同義である。

そして、死の準備とは、与えられている生命を最大限活かすことであり、そのためには、運を効率的に活用する必要がある。

 

 

大切なことは、できる限り運がいいときは調子に乗って前に進む。全力で漕ぐ。いける所まで行く。この時どれだけ進めるかが大切。

麻雀でも運がいい時にどれだけ無双を続けられるかだ。

どうせ運がいいのは長くは続かない。そのあとは逆風に耐える時期が必ずくる。

だから、運がいい時にできる限り進んでおけば、その分ゴールにも早く到達できる。

 

さて、これまで自分は何回か、運がよかった、と思ったり、運をうまく掴んだな、

という経験があった。

なので、その時のことを思い出しながら、どうやったら運を掴めたのかまとめておいて、今後の人生に生かしたいと思い筆をとった次第だ。

 

 

①スポーツ編

かつて、自分の中でレギュラーを掴んだ転機となった試合は二回あった。

いずれも練習試合の時に、レギュラー部員の怪我、もしくは人員不足で補欠の自分が

その代わりに出場し、結果を残した時だ。

その時の試合の心境はどちらも覚えている。

「ミスをせずに点を取る」と言うシンプルなことをどうやって実現するか?だけだ。

 

理由は単純で、ミスをした時点でやっぱりあいつは使えない、という強い印象を残してしまう。ミスをしないのは当たり前、その上どうやって点を取るという結果を出すかが肝だ。ただし、びびりすぎて積極的にいかなければ、ミスはしない代わりに点も取れない、そのバランスが大切だ。

結果、その時の自分は、周りのバランスや動きを考えながら、80%程の時間を周りを生かす黒子に徹し、一方勝負所では積極的に勝負を仕掛けていた。

かなりのメリハリであった。で、それがうまくいっていたのだ。

この時の自分の心理、思考は、まずは冷静であったこと。そして、勝負所の見極め、これは自分の得意プレーを確立しており、それで勝てる瞬間を知っていたことである。

つまり、運を掴めた理由は普段の努力は当たり前だが「常に冷静に状況を見極めつつ、自分の得意な領域を見極め、いける所では大胆に勝負を仕掛ける」というマインドセットを持っていたことである。

 

②研究編

続いて、自分の大学研究時代の3年間を考えたい。特に修士のラスト1ヶ月で、全く成果が出ず、もう終わったかと、思っていた自分であったが、修論提出三日前くらいに奇跡的にある成長条件を発見し、結晶成長が成功した時にこと。

この時は、もうこれでダメならしょがないと、割り切り、ほぼ一週間寝ずにぶっ続けて実験をしまくった。そして成功したのだが、これま神様からの成功と思いきや、今振り返ると超越した集中力を発揮していた気もする。ただ、この時の自分は

特に参考文献も漁らず、自分の考えと経験だけで進めていたが結果的にそれがよかったのかもしれない。

ここでは「未知なものに対しては量と自分の経験、感を信じる」という運の掴み方があったようだ。

 

③入社編

入社後の配属面談で「一番厳しい部署でお願いします、後が楽なので」と言ったわけだが、結果的にこれが正解であった。商品企画の世界にいけて、自分の適正に非常にマッチしていると感じた。これがもし開発やら研究であったら、全く今の自分は想像できなかっただろう。

 

ただこれも当時読んでいた本で、どこかの偉くなった人の過去のエピソードを真似しただけであった。

だが、そのどこかで読んだ本の一部を覚えており、かつそれを本当に実践する人は1%もおらまい。勿論実践したのも自分の過去の経験から逆境を経ることで、大きく成長できることを感じていたので、この発言を自分も入社したらしようと強く思っていた、という節もある。

ここでは「自分が良いと感じたことは強く記憶に残し、かつそれを実践的に使って行く」という思考回路を持っていたことが運を掴んだ理由だ。

 

④カジノ編

韓国でぼろ負けした自分は、そのリベンジ編として、マカオでの勝利を誓った。

しかし得意のルーレットで苦戦を強いられ、途中残金10$まで追い込まれたが、そこから奇跡的な逆転劇で、プラス500$くらいまで持ち返した。

額としてはしょぼい。なので最後の帰り際に、白に一点掛けで稼いだ金の半額を掛けた。

韓国でも同様に一点全がけをしたが、その時は全部持ってかれた。この時のショックは半端なかった笑

しかし、韓国の敗退で学んだのは、ディーラーは確実に目をコントロールできるということ、そして負けたときに致命傷にならないようにすること。

そこでマカオの一点がけでは、周りの状況を見ながら、まずは自分が一番大金をかけられる状況を見極め、その時にルーレットを回す前から明らかに白一点掛けを目立つように行った。当然ディーラーは自分を殺しにくる。そしてルーレットを回した瞬間に白から赤に全て入れ替えた。

玉は赤に入り、見事倍額を得ることが、できた。この時の運の掴み方は

「過去の失敗を生かし、それを未来に行動として勇気を持っておこなこと」である。

あとは、致命傷にならないリスクヘッジも大切だ

 

⑤コミュニティとの出会い編

今自分が参加しているオンラインサロンのコミュニティがある。

これはたまたま書店に行った時、なぜか非常に目についた本があり、その本の著者がサロン運営者であった。

考え、理念に惹かれ、即刻入会し、いまは素晴らしい仲間と出会い、ビジネスの幅も広がっている。

この書籍との出会いが無ければ、と思うと怖くなるときがある。しかし、なぜこの書籍を手にとったかというと、自分の目指すべき方向を持っていたからであった。そして自分は目指すべき姿に貢献できる情報源にはお金を惜しまない、と決めている。

このことから

「自分の理想に近づくための情報源との出会い」「直感で良いと思ったら飛び込む勇気」 

 

 

⑥プロジェクト編1

4年間鳴かず飛ばずのプロジェクトであったが、ある人との出会いを機に、一気にことが進み出した。まさに芋づる式に人脈が人脈をつなげ、手助けを得ることが、話が進んで行った。これも非常に運がよかったと思っていたが、それまで多くの人にプレゼンをしては、否定されるというのを繰り返していた。

そして、たまたま興味を持ってくれた人がいて、その人から芋づる式にどんどん進んで行った。

 

ここでは、「多くの試行を繰り返し、その伝手を貪欲に生かす」

 

⑦昇格編

一応会社では最速で主務になったが、あれも運がよかったな、と当時は思っていた。

 しかし、これも何らかの運の法則を見いだすなら、周りの方に最大限にお世話になったことがあげられる。パワハラ上司にオラオラ言われながら、必死に昇格試験の準備を行ったのはいい思い出であるが、これは周りの上司にコミットしてもらえた運があったのだろう。「いざという時に人に助けてもらえる」これは大切な法則かもしれない。

 

⑧プロジェクト編2

もともと企画を考えるのが好きで、自分で考えた企画を社外にヒアリングをしまくっていた。結果的にその企画の多くは死んでしまったが、その時知り合った人の紹介で、別の企画を支援してくれる優秀な人と出会うことができた。

「自分の考えを発信し、人を巻き込んでいくことで、人と人がつながりご縁が巡ってくる」という法則はありそうだ。

 

 

以上、まとめると、自分の中の運の掴み方は、

・色々考え、人よりたくさん試行を行うと、自然とご縁が舞い込んでくる

・しかし、色々考えるためには自分の中にビジョンが必要。

 ビジョンを常に持ち、理想の自分に近づくために情報収集を怠らない

・人生の勝負どころでは、自分の強みを理解しておき、リスクヘッジはしっかり取りながら、自分の強みで勝負を仕掛ける。

その時はできる限り自分の培ってきた経験を信じる。

・時には直感を信じ、飛び込む

・いざという時に助けてもらえる環境や人脈を作っておく