メイド in Japan

好きに語らせてくれ

バチェラーから僕は人とまっすぐ向き合うことの大切さを学んだ

バチェラーという番組をご存知だろうか?

 

これはアマゾンプライムビデオで配信されているWEBドラマである。

 

しかし侮るなかれ、アマゾンが潤沢な資金を投資している冠番組だけ合って、

その筋書き、カメラワーク、スタジオセット、演出、音楽、どれを取っても

キー局と変わらない、いや、超えているクオリティーである。

 

 

元々はアメリカ発のこの番組、

「一人の超完璧な男性が25人の女性から愛する人を一人だけ選ぶ」という

恋愛バラエティー番組である。

毎回、様々なデートやイベントを通じて、25人の女性から、20人、15人、13人、10人、と徐々に女性を絞っていく。

 

日本でいう、

あいのり  や  テラスハウス

に近い番組である。

 

しかし、そこはアメリカ発の番組。厳しいルール設定であり、毎回必ず何人かの女性を

バチェラーは切り捨てる必要があるのだ。

(このルール設定が非常に面白いのだが)

 

僕はこの番組を毎回、奥さんと一緒に見ているのだが、まあ面白いわけだ。

めちゃめちゃ面白い、中毒性がある。

 

まずバチェラー(独身男性を意味する、番組ではバチェラーと呼ばれる)の男性、

久保がいい。

東大卒の典型的なエリートであり、起業家でもある久保は、

毎回の女性を絞る決断で、悩む。その葛藤、発言、行動、一つ一つに感情移入してしまう。

久保よ、そちらを選んだのか!と。

 

そして女性陣も良い。

レースクイーンから翻訳家、歌手から大学生まで様々な女性がおり、皆その中で悩み、葛藤し、ドラマを繰り広げる。

バチェラーの気をひくためには?

自分の気持ちを伝えるには?

それぞれに個性があり、独自の表現で、限られた時間で自分を伝える。

 

 

そして番組の終盤ではローズセレモニーと言って、次のステージに進める女性は、

バチェラーから薔薇をもらうことができる。

 

このシーン、何とも切ないわけだ。

 

そして、僕はその25人の女性の中で、ある一人の女性に心を揺れ動かされてしまった。

「森田」という女性である。

(ここからはネタバレがあるので、知りたくない人は読まないでください)

 

北海道出身のウェイトレス、森田は、朴訥な女性である。

初めはバチェラーから全く相手にされず、ほとんど話もできなかった。

しかし、数少ないチャンスをものにすることで、少しづつバチェラーの好感度を上げていく。

 

そして、森田の地元、北海道デートのとき、森田の努力は花開く。

 

たまたまバチェラーの2回デートする機会があり、その時自分の祖母が最近死んだ話をするのだ。

彼女の祖母は番組の撮影中に亡くなっており、森田自身もかなり気持ちが折れそうであったらしい。しかし、バチェラーに参加すること、そしてバチェラーに自分の気持ちを知ってほしい、という一心で頑張っていたのだ。

そして、バチェラーに祖母の話をする機会があった。

森田はバチェラー久保に自分の本当の気持ちを知ってほしいという一心で祖母の話をした。

バチェラーにまっすぐ向き合ったのである。

自分の立場を度外視して。

 

バチェラー久保も森田の本気の気持ちと強さに心を打たれ次第に森田に心を惹かれていく。

 

そして、森田とバチェラーは次第に距離が近くなっていき、毎回、

今回が最後か?と思っていた森田が、ローズを受け取り続けるのだ。

次第にバチェラーも森田の芯の強さや純朴な人間性、明るい性格に惹かれていく。

 

そして奇跡は続き、なんと最後の二人にまで選ばれてしまう。

 

結果的に、森田は一番最後にバチェラーから薔薇を受け取ることができなかったが、

森田の努力は実ったのである。

 

僕はこの森田という女性の姿勢から大切なことを学んだ。それは

「人とまっすぐ向き合うこと」である。

 

相手に対して自分の気持ちを真摯に伝える。

逃げない。

想いを伝える。

 

いつしか僕も社会人になり、無駄な面倒ごとから避けるように、

自分の気持ちを伝えることから逃げていたのだ。

 

そっちの方が結局楽なのだ。

ただし、本当に価値ある時間を生み出すには、本音でぶつかるしかないのだ。

本音でぶつかると、その時間は濃くなる。

結果、感情がぶつかりあり、かりそめの痛みは、強い絆へと昇華される。

自分の立場を考えたり、守りたいものがあると人は本音でぶつかりづらくなる。

それを超えるしかないのだ。

 

 

バチェラーよ、アマゾンよ、そして森田よ、ありがとう。

早くもシーズン2が楽しみな今日この頃である。