日々の思考の積み重ね

家電メーカー企画マンの独り言ブログ

パレートの法則を意識し続けることは新事業開発にも多いに活用できる

パレートの法則は理解していたが、それを使いこなすまでにはずっと至っていなかった。

 

でも入社4年目の頃、仕事でミスが立て続けに起こしていた当時の自分が、

たまたま受けた品質研修で、

「品質問題の80%は数ある原因の中でも実際には20%原因に起因している」と聞いて

衝撃を受けた。

まじか、じゃあ僕のミスの80%も諸悪の何か共通原因があって、

それを解決したら大幅にミス減るんじゃない??

 

と思い、自分の仕事のミスを書き出し、まとめ、それらの原因を分析してみた。

すると、何パターンかに分けられたのだが、そのほとんどは「計画性を持っていなかったこと」が原因であったことに気づいた。

 

 

それ以来事前に計画立てて、先の展開を予測して仕事を行うことで

ミスを激減することに成功した。

 

あれから数年たち、改めてパレートの法則を様々な行為や日常に活用できるため、

便利な反面、パレートの法則を過信しては行けない部分もあると感じている。

 

なぜなら、パレートの法則はあくまで80点を効率的に取る理論である。

最小限の努力で最大限の成果を出す方法と言っても過言ではない。

しかし、だからこそなのだが

100点満点を取るための理論ではない。

 

例えば、コンペのプレゼンテーションを行う場合。

もちろんプレゼンの最重要点は、全体の20%もない。5%くらいか。

ただ、それだけでのプレゼンではただの結論だけを伝えるプレゼンであり、

導入のストーリーや伝え方、紙の質までこだわって相手が100%満足してもらえる企画になるはずである。

 

 

あとは勉強。書籍なんかでも筆者が最も伝えたいのは1ページ分しかないとも言われる。

ただその最も伝えたい内容を伝えるために、世の中の変化や様々なバックデータを駆使して、それを補足している。

 その最も伝えたい部分だけを理解することは、大切であるが、それだけを見つけて終わりというのは勉強の仕方として勿体無い。

読書とは、筆者の主張の背景にあるロジックや因果関係を読み解いて

その妥当性や革新性を自分の中で感じ、理解することが読書である。

パレートの法則を意識しすぎて読書を行うと、表層的な暗記読書でしかなくなる。

 

つまり、パレートの法則は、その行為に対する目的設定の置き方で

実践するかどうかを自分で考えて活用しなければならない。

 

 

事業開発を行う中で、パレートの法則は結構有効だと感じる。

例えば、新事業開発では、何を持って事業性があるかを説明するのは難しい。

理想はテストマーケでこんな結果が出たら事業としてはスケールするので、ゴーしましょう。という風に持って行けたら良いが、そんな簡単にことが進むケースはない。

 

しかし、色々と考えていく中で、「あ、これが検証できたら事業としては80%くらいは成り立つ可能性を立証できる情報になるかも」

ということが明確になることがある。これを見極めるのはまさにパレートの法則ではないが、このコアを見つけようとする姿勢、思考、これはまさに最小限の努力で最大の成果を発見することである。

 

だから事業開発では、この事業のコアは何か?を考え続けることが大切であり、

普段からパレート思考を身につけておくとそんな考え方がすんなりできるのではないかと思う次第である。

 

 

もし自分が大塚家具のCEOならこの不況からどう脱する?家電メーカー社員が考えてみた

大塚家具の業績悪化が最近話題ですね、久美子社長がいかんせん美人だけに叩きたがるメディアの気持ちもわかるが、いやはやかなりやばい状況。

ここからどう立ち直るか?見どころですが、身売り任せな感じもして残念なところもあります。

 

なので自分がもし大塚家具の社長だったらどうするか考えてみました。

 

 

1、現状把握

大塚家具の営業利益率が赤字であるが、

売上げ悪化による固定費圧迫が原因です。

 

売上げは2015年→2017年で17億減。

販売管理費率も52.4%→63.5%に上がっています。

なんとその間に店舗数が16店舗→21店舗まで増えているではありませんか。

これはなかなか大胆な策だったようですが、裏目って業績悪化に貢献しまくってます。

 

また減販要因として、大物系の家具の売上げ減が痛いですね。

応接 :14.5億→11億

ダイニング :11.4億→8.9億

寝具 :14億→10億

 

この三つで計9億、総売上げ減の50%を占めます。

 

これらの大物系の家具を落とすということは、必然的にそのほかの周辺系の家具の購入確率も減ってしまうわけで、(絨毯とかカーテン、そのほかetc.)

ここにテコ入れが必要です。

 

2、戦略

そもそも大塚家具が

中価格帯、などという旧来型のマーケティングをしているのが根本的な原因だす。

今の時代に価格帯でポジショニングするのは難しいです。

なぜなら市場は間違いなく2極化していくからです。

本当にいいものにお金を払ったりするこだわりそう、

そして、ニトリやイケアなどに代表されるそこそこ安くてそこそこいいもの。

あらゆるものの限界コストが下がっていく昨今の時代には、低価格帯のサービスが充実していくのは当たり前の傾向でそうなってくると、中価格帯というポジショニングの企業がもっとも煽りを受けます。

 

①ターゲット

とはいえ今更ながら、低価格帯や高価格帯にいくわけでもないので、どうするのか?

切り口を変えますね

で、僕なら

「質の高い生活を目指す人たち」をターゲットにします。

質の高いの定義ですが、男性サラリーマンなら、仕事で成果を出すための生活全体の

サポートです。

それに応じて、大物家具のコア商材を徹底的にチューニングします。

 ・最適な姿勢を保つためのテーブルとは

 ・最適な眠り心地を追求するためのベッドや枕、照明、etc

 ・集中して自宅で仕事に取り組める机、椅子、etc

 

一例ですが、これを「仕事で疲れたOL」、「夫婦共働きの夫婦」など

より今の生活に不満を抱えながらも質の高い生活を目指す人たちにチューニングした

家具開発と見せ方に絞ります。

ただ全ての商材をこれにチューニングするのは現実的ではないので、先ほどの寝具、ダイニング、応接に絞って新規開発を行い、ほかはこれまでの商材でいいでしょう。

 

従来の大塚家具の暮らしのソリューション提案とはビッグワードすぎて、よくわからないので、これくらい絞ったほうがいいと思います。

 

②ビジネスモデル

従来の店舗にお客さんを誘致して購入してもらうのは、顧客獲得コストが高く、低収益性になりがちです。

 

また、固定費圧迫の高立地店舗が痛いです。しかし、リアルの店舗を持っており、しっかりした従業員の接客人員がいることは強みですので、ここを最大限生かした、逆転の発想で行きましょう。

 

まず、店舗のコンセプトを「飲食店×大塚家具」に変更します。

つまり、店舗を分割し、それぞれの空間で飲食店が出店できるスタイルに変更します。

飲食店は新進気鋭の飲食店や若手など募集をかけ、

その各飲食店には、大塚家具の椅子やテーブル、照明を使ってもらいます。

また接客業も大塚家具の社員達を使いましょう。

大塚家具の店舗面積は6515mm2/店なので、一店舗あたり300mm2としても、

20社くらいは出店できます。

 

こうすることで、飲食店舗から得られる家賃収入となり収益改善に繋がります。

飲食店からしたら、そこそこ大塚家具の立地はいいとこですし、

家具は貸してもらえるし接客部隊もいらないので、新規出店がお安く実現できます。

 

顧客サイドからしたら、家具屋なのに食事が味わえるという新しいコンセプトに引かれるだけでなく、様々な飲食店を味わえるフードコート様式で食事も楽しめ、家具は大塚家具の一流家具で食事がいただけます。

 

これらにより、大塚家具に流入する顧客間口は広がるとともに、

大塚家具の定期収入源につながり、財務状況は改善します。

大塚家具としては、先ほどのダイニングなど飲食店に使う家具を積極的に打ち出しながら、机の上のカタログを見てもらいましょう。

そこを導線に自分たちのコアコンセプトとなる空間にうまく連れて行く。

とまあこんな感じですね。

 

とにかく久美子社長には頑張って欲しいです。

皆さんのご意見も聞きたいですね。

 

 

 

 

最近の学園モノ殺し合い漫画のトレンドから垣間見えるSNS疲れと落差への欲求

最近の「この漫画はすごい!」で取り上げられる漫画の1ジャンルとして、

必ずや出てくる構成の話がある。それは

学園殺し合い系である。

 

古くはバトルロワイヤルから始まったこのトレンド、最近では

・悪魔のメールが出回りそれを見た人は殺し合いに参加させられたり、

・気がついたら学校でいきなり殺し合いに参加させられたり、

・学校でいきなるだるまが出現してクラスメイトが死んで行ったり、

・変な霊に取り憑かれて急に幼馴染の彼女を殺したくなったり

・訳の分からない装置をつけられると奴隷になったり。

 

と、学園殺し合いというのは、

「日常の仲の良かったメンバー達が非日常的な境遇に置かれることで、非人道的な行為(殺し合い、呪いなど)をしなければならない」ストーリーのことである。

 

これらの見所は、

・ありえない現実だが、もしかしたら有り得るかも、と想像させてしまうリアリティ

・仲の良いクラスメイト達と殺し合いをしなければならないという壮絶な状況で、 

 普段の人物像とは全く違う人柄が垣間見えること

 

である。

昔はこの手のジャンルの漫画は少なかったが(例えばGANTSとか、リアル鬼ごっこ

が近い)最近は雨後の筍のごとくそんな漫画が爆発的に増えている。

 

で、勿論日本の漫画の供給サイド側としては、企画としてエッジが聞いてないと企画が通りづらい、というのはあるとは思うが、勿論需要もあるのだろうと感じる。

なので、その辺の需要側の深層心理は以下があるかと。

 

SNS疲れ

 

学園殺し合い漫画の見所は、普段仲の良いメンバーが殺し合いの状況になると人間性が豹変し、残虐な人間に変わるというギャップである。

で、いつの時代も人間二つの顔を持っていて、人前にだす自分の綺麗な部分と、自分ゴリゴリの汚い部分である。

しかし、SNSの発達によって、自分の綺麗な部分を見せることに使う時間が増えている。例えばラインのグループチャットや、フェイスブックの投稿。

 

これまでは学校生活の間だけ綺麗な人間を出していた人たちが、常にSNSで繋がり続けることで、SNS場でも綺麗な自分を出し続けなければならない。そういうSNS疲れを背景に、人の汚い部分を見たい、というある意味反動的な衝動が人の中に生まれてきており、それを学園殺し合い系はいい塩梅で表現しているのだと思うのよ。

 

わざわざtwitterの裏垢で毒を吐きまくる人もそれなりにいるがそれなんかも反動だと思うのよね。

 

・落差に人は惹かれる

 ショールームの前田さんも言っているが、人は落差、ギャップに惹かれる。

 ベッキーの不倫騒動なんかはギャップマックスだし、tiktokの可愛い子の変顔なんかもそれ。世界の衝撃映像100なんかも、一瞬で平和な瞬間が悪夢と化す部分にギャップが怒っている。

そして、この学園モノ殺し合いのギャップは、「日常が一瞬で不幸な瞬間に切り替わること」である。

昨日までクラスで仲良く過ごしていたメンバーがなぜ次の日には命がけの殺し合いをしなければならないのか、と。

そして、この落差がよりリアルであればあるほど人は興奮してしまう。

だから普段は部活や恋愛、友情の舞台である高校生活なんかはもっとも

ギャップを産みやすい環境なのである。

 

・無料試し読み

最近の漫画は大体電子書籍で1話とか立ち読みができる。

このある意味漫画業界でもフリーミアムが広がっているわけだが、となると、いかに

1話目で読者にインパクトを残せるのか、という部分が大切になってくる。

だから奇想天外の殺し合いの状況や尖ったコンセプトを1話目から打ち出したほうが、人の食いつきは良くなるはずでその後の購入率も上がる可能性があるのだ。

つまりビジネスモデルの変化により漫画のコンセプトにも大きく影響を与えているわけだ。

ただ最近は初めに興味を引きつけようとするあまりにそのコンセプトをうまく漫画の中で消化できずに、全体的なストーリーが浅かったり、終わり方が無理やりだったりと、全体的に浅い漫画が増えていることも現実である。ここはもっと漫画家にみなさんが腰を据えて、全体のストーリーを練りこんでから作って欲しいものである。

 

 

 

 

 

まあこんなところかと。

じゃあこれからどうなるのかというと、しばらくはこのトレンドは続くし、殺し合いじゃなく、もっと面白いコンセプトのリアリティと非日常の間に焦点を当てたものが生まれてくると思う。

 

個人的には、大人と子供が入れ替わっちゃう系の話が好きなので、例えば、

天才的な頭脳を持つバリバリのサラリーマンが、幼稚園児と入れ替わって、幼稚園の組織や風土を変えて行く、とかそっち系の話を描いて欲しい。

 

と思ったりね。

わしがそこのCEOならどないするねん?

自分の尊敬する経営者の一人に伊藤嘉明さんがいる。

 

伊藤さんを知ったのは書籍、「どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力」

という本を書店で立ち読みしてからだ。

 

https://www.amazon.co.jp/どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力-伊藤-嘉明/dp/4492502734

 

本のタイトルは胡散臭い、自己啓発本の極みのようなタイトルだ。

当時の僕はこの手の胡散臭い本が大好きで、片っ端から読んでいたが、この本はそこらへんの本と一線を画していた。内容も説得力があるが、伊藤さん自身から感じる迫力が違ったのだ。

まず、伊藤さんの実績だ。

有名企業のCEOを渡り歩き、必ず成果を出してきたその経歴は圧巻であった。

そしてビッグマウスThis is itの経営会議の大言壮語は最高である。

そして、マーケティングスキル。当時伊藤さんはハイアールのCEOであったが、新たな冷蔵庫や洗濯機のコンセプトは痺れた。

当時自分は商品企画の一担当者であったが、そんな自分にマーケテイングスキルを持つ伊藤さんは最高にかっこいい経営者に見えたのた。

 

それから月日は流れ、僕も新たな部署に異動になり、伊藤さんもハイアールを退職された。

伊藤さんはしばらく世界を旅したあと、起業を決意された。

 

そんな起業をされた伊藤さんの書籍発売イベントが渋谷で偶然開かれることがあった。

僕は胸踊り予約をし、講演会に駆けつけ、そして、講演会後、伊藤さんに質問をした。

 

「経営者になることを日々目指して仕事に取り組んでます。

 伊藤さんの目標も経営者だったと聞いてますが、日々そのために何か努力を

 してきましたか?」

に対して伊藤さんは以下のように答えた

 

「自分は日々ニュースで見る様々な企業の社長になりきり、自分が社長だったらどんな戦略を立てるか?をいつも考えてきたよ」

 

と答えてもらった。

 

そう、これはまさに経営者の頭脳の体操

じゃないか。

日々刻一刻と変わるビジネス環境において、リアルな意思決定の思考スキルを高めるには、

もし自分が経営者だったらどうするかという頭脳の体操は、脳を磨き、強くし、いつかくる経営者の鍛錬となる。経営者になってからでは遅い、今から準備をしておくのだ。

 

とぼくを高ぶらせてくれた。

だから、伊藤さんのJDIは応援してるし、自分もそんな思考訓練をこれからも継続して行きたいと思った。

というのも伊藤さんの話を聞く前にすでに大前研一さんが進めるRTOCSを自己流でやっていたから。

だから、これからブログにも、もし自分がCEOだったらシリーズをちょこちょこ上げていこうかあ〜と思っとります。

甲子園球場横のららぽーとから感じた小判鮫商法の有用性

昨日、生まれて初めて甲子園観戦を行ったんですが、甲子園、最高ですね。夏の日差し、最高です。白球を球児も実に味があって良い。カチ割り氷最高です。また行きたい甲子園。

しかも甲子園って大阪駅から車で30分もかからずこれる距離にあり、それも驚きだったのですが、まあ甲子園自体の試合もよかったのですよ、

やっぱり甲子園には魔物がいるというか、高校野球ってかなりメンタリティの影響が大きいからほんと9回でのどんでん返しとかあってむしろプロ野球よりもおもろい感じがしますよね。

 

んで野球の試合はそれはそれでよかったのですが、甲子園球場の横にララポートがあるわけですよ、んで、この甲子園シーズンってららぽーとめちゃめちゃ儲かるよな〜と改めて感じましたね。

「甲子園横のららぽーと」の画像検索結果

 

 

まずららぽーとにはどでかい駐車場があるから、甲子園のお客さんはみんなそこに車を止めて、甲子園に行くわけですよ。

んで必ずららぽーとの中を通過して甲子園に行くから、飲食店にも思わずよっちゃうと。小腹が減ったら飯も食えるし、ちょっとタオルやドリンクなんかも買って行けば良い。

んで甲子園見終わったらまたララポートで飯を食って帰れば言い訳で、僕らも

一人三千円くらいララポで使ったわけですよ。

 

んでこのららぽーとはまさに甲子園という鮫にあやかる小判鮫だな、と思うのですが、世のビジネスって往々に小判鮫商法が美味しいのはいうまでもないな〜と。

 

というのも小判鮫商法はもちろん頭を振り絞って考えにゃなりませんが、

ある程度市場が存在してからのサービスが多いから、新たなマーケットを作るのに比べたら難易度は低い。

 

古くはゴールドラッシュのジーパン売りがそうだし、

駅のキオスク、スマホの指紋認識によるロック解除の特許、Uberの車に装着するお菓子販売、リーンスタートのプロト作成に必要とされる3Dプリンター、ECに商品を載せる時に使う加工ソフトなど、まああらゆる小判鮫がおります。

最近面白いなと思ったのは、Airbndb専用の絵画レンタルサービス。

絵画を自分の部屋に取り入れることで部屋の価値を高めて家賃アップにつなげるレンタルサービスですが、その発想がいいなと。

僕のいつものランニングコースにあるやたら駐車場がでかいコンビニの目の前のホカ弁も小判鮫である。

そこの駐車場を活用して、ホカベンに行く人もいて、結局ホカベンもコンビニという人が集う場所+土地という鮫をうまく活用しているのだと感じる。

 

んで、どうやったら強い小判鮫になれるかが大事なのだが、やっぱり先行者優位は特にでかいなと。

新たな市場が立ち上がる時にいかにその勝機を感じ、その場で準備をしてられるか。

うまくマーケットリーダーと組めたらその市場は独占できる確率は上がるわけですからね。

 

 

 

で、小判鮫ビジネスを考えられる思考法はあるのか?

 

思考法というか、

小判鮫ビジネスの切り口はいくつか存在してて、例えば以下があるかと。

 

①人の集いや土地を活用:繁盛店の前に店を構える飲食店、駅のキオスクなど

②何らかの作業や工数を支援:ゴールドラッシュのジーパン、3Dプリンターなど

③組み合わせによる付加価値増:Uberのお菓子うり、Airbndbの絵画レンタルなど

 

①と②は旧来型のビジネスであり、何らかの生産性を高めるや物理的なメリットを活用するサービスである。

しかし、これからの21世紀は③の切り口のビジネスが重要となる

③のビジネスは、付加価値アップ型であり、人々の欲求エントロピーが多様化する時代において、マーケットの数、サイズ感とも限界がないからだ。

 

例えば最近ホットな領域である家事代行やベビーシッターで③を考えるとすると、

ベビーシッター専用の幼児教育サービスなんかどうかね?

ベビーシッター達が子育てをしながら幼児教育にも取り組めるプログラムとツールをベビーシッター会社に販売する。

からしたら子育て+教育もできたらありがたいし、ベビーシッターサービスも単価アップにつながるよね。

 

あとはポップアップショップや独立開業準備の専門レンタルスペースとか。

理容業界では、美容室として独立する前に、実験的に独立する人たちが数人で店舗を借りて実践して、その結果次第で独立するどうかを判断することもあるらしい。

それが小売でもいいし、サービスでもいいし、飲食でもいいがそういうのが実験的にできる専用のレンタルスペースなんかもいいかなと。

 

結構世の中にアイディアがゴロゴロ転がってると思うから、小判鮫商法は一つの大切なビジネスの切り口として頭にストックしておきたいですな。

 

まあでも結局、小判鮫はあくまで小判でしかなく、最強の鮫である甲子園ビジネスみたいな、高校球児というエンタメを作り出したその手腕の方が本当は求めるべきなのかとも思いますよね。

そう考えるとやはり宝塚歌劇団を考えた小林一三先生が最強であろう。

 

 

戦略的アトピー解決法

マーケターとして、普段戦略的思考で物事を考えているが、もちろんこの戦略思考はビジネス以外にも活用できる。

趣味の上達や人間関係の構築、家族のコミュニケーションなど重要なシーンで力を発揮するわけだが、そんな自分にとってこの戦略的思考の力を発揮したのが、タイトルの件である。

この記事はアトピー患者に向けて書いた記事なので、アトピーじゃないかたは読まなくて結構。

 

 

自分自身もアトピーとは20年以上戦ってきており、過去3回大爆発をし、それこそ死にそうにもなったが、いまは何とかアトピーを抑えながら日々仕事に取り組んでいる。

 

この地獄の病気に対して、何とか我ら人類が対抗策がないか、日々真剣に考えている。

そして、今自分ができる現時点の最大限の効果ある取り組みを何とか共有することで、

この病気の人を少しでも救いたい、そんなことを考えて、僕のこれまでの個人的な経験からのアトピー解決策の知見を共有したい。

 

アトピー度の式定義による戦略目的の設定

まずアトピーにとって良い行為・行動は、腐る程ある、と言われている。

腐る程あるし、世の中にも腐る程情報が蔓延してて、どれが正しい情報やねん、と言いたくなる。

だから議論をシンプルにするために、アトピー度合いをシンプルな式に落としこむ。

 

アトピー度=肌の健全性(回復力)ーかくことの肌へのダメージ

 

上記式が負の方向に行くほど、アトピー度合いはひどいという定義だ。

そして大切な点は、因子はこの二つしかないということだ。

つまり、かくことが唯一にしての悪化要因であり、健全性が唯一の+要因である。

 

僕は常々思うのだが、アトピーなんてものは一切肌をかかなければなんてことないと思う。ただ、死ぬほどかゆい、かゆいから、掻きむしることで肌が悪化し、どんどんただれていくのだ。

 

でも、このかくことを我慢するのは無理だ、我慢しても夜寝ているうちにかきむしってしまう。だから、我々は、肌の回復力、つまりどうやったら肌を健全に保ち、かきむしっても早く回復するような肌にするか、ここを徹底的に考えるべきだ。

 

ちなみにアトピー患者はまず肌が健全ではなくなっており、かなり敏感になっており、ひどく弱体化している。だから少しかくだけで血が出てしまう。また回復力も悪い。

ステロイドは、肌の見た目を表面上良くしているだけで(炎症を抑えているだけ)、

本質的な肌の強さに貢献は全くしてない。

僕らアトピー患者は、長期的なビジョンである「健全な肉体への回帰」にむけ、

本質的な課題である

「肌の健全性」を強くすることに最もリソースを割く必要があるし、それが唯一のアトピーから抜け出す解であると信じている。

つまり戦略目的は、「肌の健全性の強化」である。

 

①ターゲット:胃腸

どうやって肌の健全性を強さを強化するのか?戦略家としては、最も効率的にインパクトの大きい方法で目的達成を行う必要がある。地獄のアトピー患者にとって、長期で時間をかけたり、お金を多額に費やすこともできない。

 

だから人間の内部環境を把握しておく必要がある。

僕も様々な本を読んできたが、肌の状態は「毛細血管」が強く影響している。

 

 人間には無数の毛細血管が存在しており、それらは肌に直接栄養分を補給している。

 

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つまり、毛細血管から肌に栄養分がうまく行きわたっていると肌の調子は良くなり、

逆に毛細血管がうまく機能しないと、肌には正しく栄養素が行き渡らない。 

 そしてこの毛細血管が運ぶ栄養を得る場所は胃腸である。

胃腸のヒダヒダから吸収した栄養分が毛細血管を通り、肌に補給されるのだ。

逆に毛細血管、身体中の老廃物を毛細血管から受け取り、肝臓や腎臓に運ぶことも行っている。

 

そしてアトピー患者の場合、老廃物を皮膚から放出していることが考えられる。

通常なら尿や汗で放出される老廃物が皮膚から放出しなければ体が異常を起こしてしまう状態であり、それは分解できないほどの老廃物を身体が摂取している可能性がある。

 

つまり胃腸に入れる栄養分が大切であり、僕らはこの胃腸の攻略に最大限のリソースを割くべきなのだ。

 

つまり食生活の改善だ。

 

②胃腸攻略の戦術:食生活改善

 

僕はアトピーが爆発すると、下記を実行する。

 

・野菜生活:肉や油もの、乳製品、甘いものは一切やめる

・食べる量を減らす:満腹の6割程度

・食べ方を変える:一口で少なくとも40回はかむ

・食べる時間を変える:寝る前の4時間前には食べ終えておく

 

まず多くのアトピー患者は甘いものが大好きだし、甘いジュースなども好き放題飲む。それらを一切辞めるのだ。

脂質や糖質は胃腸に負担をかけ、十分な栄養補給とならない。また血液の循環を詰まらせて、毛細血管からうまく栄養分の補給ができなくなる。

 

逆に、野菜は毛細血管内の血流の動きをよくし、栄養をうまく全身に行き渡らすことができる。

だから何はともあれ、何を食べるのかがとっても大切だ。

僕もアトピー爆発中は、大根やレンコン、ごぼうなどを浸したものや焼き魚と梅干し、ご飯などめっちゃ質素なものしか食べない。まさに戦前の日本人だ。でも戦前にアトピーなんて病気はなかっただろ?食の欧米化が進み、肉や乳製品中心の食生活に日本も変わる中でアトピーが生まれてきた。戦前の食事は人間の消化機能にとって非常に良いものしか食べていなかったのだ。タンパク質も豆で補えば良い。

 

続いて暴飲暴食を行うことは胃腸を大いに痛め、消化機能を悪化させる。

現代人は食べ好きである。

食べる量は6割で良い。胃腸を休ませる必要がある。

 

食べ方もしっかり噛むことで胃腸が吸収しやすいようにするのだ。

 

また食べる時間も寝る前の4時間前が良い。

それよりも遅いと、寝ている最中に胃が動き、逆流性食道炎で胃腸にとっても良くないし、睡眠の質も悪化する。

 

③フェーズ2:睡眠、運動ももちろん大切。

フェーズ1で食生活をしっかり改善しながら、睡眠・運動にも気を使うべきだ。

睡眠は少なくとも12時くらいには寝るべきだ。

僕の経験上、1時を超えて寝てしまうと、次の日に肌の治り方が圧倒的に遅い。 

 

運動も週3くらいで汗が吹き出るくらいランニングをしたら良い。

汗を掻くと新陳代謝が良くない、不要な養分が汗となって排出される。

肌の状態も良くなる。

 

 

以上をしっかり、徹底的に3ヶ月行う。

初めの1ヶ月は慣れないことを行うため急激にアトピーが悪化し、死ぬほど苦しむが、2ヶ月後くらいには少し落ち着き、3ヶ月後にはかなり良くなっているはずだ。

多分、健全な人の肌に生まれ変わっているはずである。

一旦完全に回復したら、あとは日々の食べ方に気を使いつつ、メンテナンスをしたら良い。

 

僕たちはアトピーという病気になってしまった。これはもはや逃げることができない現実である。どんなに肌の健全な人を羨んでも肌は良くならない。

だから、だからこそ、この病気に正面から向き合い、どうやってうまく付き合うかを徹底的に考える必要がある。

もしかしたら今回僕が提示した方法が正解じゃない人もいるかもしれない。

でも、自分なりに考えて、諦めずに取り組めば必ず正解はあると思う。

心から、頑張って欲しいです。

 

 

これからの小売は非効率性が最大の武器となる

小売の衰退と叫ばれて久しい。

勿論アマゾン楽天さんのおかげだ。

そしてこれからもますます小売は衰退していく。

あらゆる小売業者が自分たちの生きる道を模索しており、小売もデジタルトランスフォーメーションだ!と叫ぶが、虚しさのみが漂う。「小売 写真 衰退」の画像検索結果

 

 

 

今までの小売は消費者に様々な商品を適切な価格でお届けすることが目的であった。

しかし、ECがより便利に、早く、安く提供するポジションを奪ってしまった。

なら、小売はどうするか?ECが侵食する世界で同じポジションで戦うべきか?

いや、小売というリアルの最大の武器を活用して、一気にポジショニングを変えるしかない。

そしてその武器とは、リアル特有の「非効率性」である。

 

非効率性で一体どんな提供価値を与えるべきか?

非効率性により、合理化の極みであるネットからでは提供できない価値、つまり

人間の生存本能や渇望されている欲求をうまく刺激してあげることがチャンスとなる。

そしてそれは以下三つがキーワードである。

 

・快楽報酬の刺激、ドーパミン

・好奇心の刺激

・人肌感

 

⑴商品を探す楽しさ、ドーパミン 

まず店舗を非効率化するとは、これまでの陳列の逆をいく必要がある。それは

適度に整列されている陳列棚と適度に見えにくさが入り混じった空間だ。

 なぜかというと、人間のドーパミンをうまく刺激するためだ。

 

そもそも人間の快楽報酬を刺激するドーパミンはあらゆるビジネスと関わっている。

出会い系、ギャンブル、SNSスマホゲーム 、、、

 

全てある程度の不確実性とうまく行った時のご褒美が絶妙に設計されている。

そしてこのご褒美が出た時に脳内に放出される物質がドーパミンである。

 

たとえば、SNSで自分の投稿にイイね、が付いている瞬間をみたら嬉しいと思うが、これもドーパミンが脳内に増えるからだ。

しかし、面白いことに、このドーパミンが最も放出されるのは、いいね、がついていることに気づいたときではなく、

SNSを開く瞬間の待ち時間、つまり「期待」している時間らしい。

つまり人間は、報酬が得られる瞬間ではなく、報酬を期待している瞬間に最も快楽を感じているのだ。

また、この自分の期待したものが得られる確率が50:50の時に最も強くドーパミンが分泌されると猿の研究からもわかっている。つまりどちらに転ぶのか本当に分からない、

その不確実性がたまらなく僕たちを楽しませるのだ。

 

 ギャンブルなんかはまさにそれで、

スロットマシーンの目が揃う瞬間を待っているときがそれに当たる。

 

これが応用されたのがたとえばドン・キホーテである。ドンキの有名な山積み陳列は、あえて探しにくい陳列によりその探す行為「期待時間」を高めることに貢献している。

また、コストコなどもあえて商品数をしぼり、全ての商品が手に入りにくい店舗、つまり不確実性のある店作りを心掛けている。

 

要は、商品を探すという行為に付加価値をつけて、それを探すこと自体を面白くしてあげるのだ。ECで検索窓に一発でキーワードをぶち込んでお目当の商品を購入する方法はそれはそれで良い、ただリアルショッピングの価値は、一体どんなアイテムに出会えるのかという期待感の醸成であり、その価値をさらに高める設計を店舗自体で入念に作り込む。

 

 

(2)未知との出会いによる好奇心を煽る設計

二つ目は好奇心だ。グーグル先生のおかげで世界はだいぶクリアになってしまい、なんでも答えを得られてしまう現代。

それはECでも同じで自分が欲しいものは簡単に手に入る。

でも、今の僕たちの課題は、自分が欲しいものを得ることではなくて、

自分が心から欲しいもの(望んでいるもの)は何なのか?

を知ることの方がよっぽど大切だ。

インターネットからは分からないし、ECでも探せない。

 

一体自分は何に興味があって、何に好奇心を感じるのか?

 

すぐ答えが手に入る世界では好奇心は育まれにく現状だ。なぜなら、

好奇心は適度に知識がある状態の持続による探究心の高まりであるからだ。

 

そして、僕はリアル店舗こそが好奇心を刺激する最大のエンジンとなり得ると思う。

リアルの3次元情報による説明、さながら博物館のようなリアル店舗があれば、

未知との遭遇は必然となり、

自分が気づいていないことを知る最高の場所になりうる。

(しかも歩くことで脳はアイディアを生み出しやすいように活性化される。)

ミステリー小説風に少しづつ商品説明をしても良いし、参考情報やバックスとトーリーに多大なスペースを使っても良い。

少なからずその店舗に足を踏み入れるということは、興味のかけらが存在しているわけで、その店舗に入ってみさせることで、その周辺情報を知ることで、

自分に関係があるとさえ思わなかった世界を存分に楽しませてあげたら良いのだ。

 

こんな店舗があったらめちゃめちゃ非効率だが、その非効率性に振ることが最大の武器となる時代なのだ。

 

 

 

(3)人肌感 

最後に人肌感。これは孤独な人たちが増える現代においての特徴だ。

人間は面白いことに、孤独になるとモノを擬人化する傾向がある。

これは映画キャストアウェイで主人公がバレーボールを人間に見立てたシーンがわかりやすい。また日本では、古くから飢饉が起こると神頼みをしていたが、あの辺も仏像なりを擬人化していることがわかる。

僕は単純に商品の陳列棚を擬人化しろと言っているのではなく、人間は孤独になると

「モノ」にさえ頼りたくなってしまうと、いう特性がある。

リアルなモノが存在する店舗は、メディアとして最強なのだ。

ブランドというある意味得体のないものと深く交流できて、その商品を使うことによる深い安心感や信頼感を伝えることができるメディア価値が店舗にはあるのだ。

 

 

無人化が進む店舗には、あえて人を設置し、モノに触れられる機会を多数設ける

「非効率性」こそがメディア店舗の第一歩なのだと思う。

 

以上、三つの論点を話してきたが、これら一つの要素に特化しても良いし、三つを高度に融合させても良い。

これからのリアル店舗は、人々を非日常空間を誘うことが唯一の生きる道だと思う。